PS4の外付けストレージにも対応
本製品は、PS4の外付けストレージとしても活用できる。こちらもどの程度の実力なのか、PS4 Proに接続してゲームのロード時間を検証してみた。
まず、ユービーアイソフトのオープンワールド型クライムアクション「Watch Dogs Legion」でロード時間を検証。ゲーム起動してからタイトル画面までの「ゲーム起動時間」、キャンペーンを選択してゲームプレイ開始までの「ゲームロード時間」の2つで計測。各計測は手動で3回取り、その平均値とした。
結果は、起動時間で約14秒、ゲームロード時間で約27秒という大幅な改善を示した。Curcial X8も同様に計測したが、その差は微々たるものだ。
もう1本、スクウェア・エニックスのアクションアドベンチャーゲーム「Marvel's Avengers(アベンジャーズ)」でも計測した。ゲーム起動してからタイトル画面までの「ゲーム起動時間」、タイトル画面からメインメニュー画面までの「メインメニュー画面表示時間」、キャンペーンを選択してゲームプレイ開始までの「ゲームロード時間」の3つで計測。計測方法は前出と同様だ。
結果は、起動時間で約4秒、メインメニュー表示時間で約11秒、ゲームロード時間で約28秒短縮された。プレイ中にライフが0となり、リスタートする際はロードが発生するため、ゲームロード時間が大幅短縮されるのはかなり大きい。また、意外なことにごくわずかだがCurcial X8を上回るというおもしろい結果となった。
このように、PS4で外付けストレージとしても十分に活用できる。特に4TBモデルなら逼迫した内蔵ストレージを大幅に開放してくれるし、持ち運んで友人宅でプレイするにも非常に有効だ。ただし、Type-A変換アダプターやType-A to Type-Cのケーブルが別途必要になるのでご注意を。
ノートPCには外付け高速大容量ストレージを!
Crucial X6の4TBモデル(CT4000X6SSD9)は、実売価格6万4000円前後。2TBモデルが実売価格3万3000円前後なのでほぼ倍の価格設定だが、性能的には上がっているのでお得感はあるはず。
最近は、ノートPCでも1TBや2TBモデルが用意されているが、価格設定はかなり高額。それなら、ノートPCの容量はある程度抑えて、本製品を別途購入したほうが断然お得であり、サイズもコンパクトで持ち運びにも便利なので利用価値は高い。
大量の写真編集をするようなクリエイティブなユーザーや、ゲームを快適にプレイしたいユーザーに、本製品のような大容量SSDの導入をオススメしたい。


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