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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第61回

【今月の自作PCレシピ】VTuberに挑戦! 約16万円の録画配信向けPC

2021年01月18日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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動画配信なら6コアのRyzen 5000シリーズがイチオシ
コア数優先で前世代Ryzenもねらい目

 CPUは、AMD Ryzen 5000シリーズから6コア/12スレッドモデルのRyzen 5 5600Xを選んだが、Ryzen 5000シリーズは品薄のため売り切れていることがある。

 その場合、プラス4000円でより動画編集の作業を快適に行なえる8コア/16スレッドの「Ryzen 7 3700X」もねらい目だという。

 CPUクーラーには、10スレッドクラスのCPUをしっかり冷やす性能と、高い静音性を持っているサイズの120mmファン採用サイドフロータイプの「虎徹MarkII」を組み合わせている。

基本の構成は、6コア/12スレッドで3万9380円の「Ryzen 5 5600X」だ

品薄で入手性がいまひとつになっているRyzen 5000と違い入手性が良く、お買得感もアップしている前世代のRyzen 3000シリーズ。16スレッドで4万3780円の「Ryzen 7 3700X」に変更するのもおすすめ

グリスは塗りやすく、熱伝導率も高いシミオシ印の親和産業「OC Master 1g」を使用している

静音性重視な配信環境にはFractal Designがベスト

 静音PCケースと言えば、Fractal Designの「Define」シリーズでキマリということで、静音かつコンパクトな「Define Mini C Black」を水谷さんは選んでいる。

 冷却効率を高めるためファンの換装や増設が必要になるが、発売から5年経った今でも静音性や組みやすさ、メンテナンス性が抜群で、長く使えること間違いなしのコンパクトPCケースになっている。

シンプルフロントデザインも魅力の「Define Mini C Black」。Micro ATX規格対応で、サイズは210(W)×399(D)×399(H)mmのミニタワーになる

サイドパネルには吸音剤を装備。トップは吸排気を重視したメッシュパネルと、密閉性を高めるパネルの選択式になっている

内部レイアウトはスッキリしており、PC自作初心者も組みやすい

サイズの静音ファンを3基追加。フロントは140mmの「KAZE FLEX 140 SQUARE PWM」を2基、リアを「KAZE FLEX 120 PWM」に換装する

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