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魅惑の軽スポーツ「ホンダ・S660」で遊ぼう 第19回

HKSのパワーエディターでHonda・S660のブースト圧を変えてみた

2020年12月05日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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現状のパワーには不満はないけど
もうちょっとだけ欲しいときのアイテム

 高い運動性能を誇るHonda S660。ですが軽自動車ゆえ最高出力は64馬力に制限されています。「もう少しパワーがあれば、もっと楽しいクルマになるのに」というのは、多くのオーナーが思うところでしょう。ですがエンジンチューンにはお金がかかりがち。ですがエッチ・ケー・エス(HKS)が販売する「Power Editor」は、5万円弱という比較的ローコストで、かつ誰でも簡単に取り付け可能としながら確実な効果が得られるアイテム。早速試してみました! ちなみにHKS曰く、パワーエディターをS660に取り付けるユーザーは、恐らく筆者が初とのこと。 かなり人柱な気分ですが、レポートしたいと思います!

謎の小さい箱「Power Editor」(3万8500円)。Power Editorそのものは以前からある商品だが、この秋よりS660接続用ケーブルが用意された

 S660のパワーアップ方法としては、HKSの場合、フラッシュエディターを使ったECUのプログラムの書き換えるか、GT100Rというターボタービンに交換する2種類があります。最も効果的なのがタービン交換で、100馬力を超える最高出力を得ることができる反面、お値段は工賃込みで約40万円と高価。ちなみにCVTモデルの場合、ミッションが出力に耐え切れず破損する場合があるそうです。

GT100Rタービンキット

 一方、フラッシュエディターはECUに書き込まれている回転数ごとのブースト圧、点火タイミング、バルブタイミング、燃料の濃さといったデータを書き換えるもの。価格は7万7000円(すでにジャイアン鈴木氏がスイフトスポーツでレビューしています)。フラッシュエディターはノーマルデータのほか、3つのカスタムデータ保存領域が用意されており、ショップによってはS660のデータを独自解析をしてハイオクガソリン使用時において約80馬力までパワーアップするプログラムを入れた状態で販売しているところも。そちらは10万円前後が相場価格。タービン交換に比べて遥かに安価で、かつ書き換えても簡単に工場出荷時データに戻すことができることから、高い人気を誇っています。筆者も長年このフラッシュエディターを愛用してきました。

車両のOBDⅡポートにフラッシュエディターを接続し、ECUマップを書き換えている様子。作業は3分ほどで終了する

ターボ車のブースト圧を調節できる
パワーエディター

 今回紹介するパワーエディターは、ブースト圧を変更する商品。仕組みは圧力センサーが検出した数字をパワーエディターで改ざんしECUに送り込むことで、ブーストアップを可能にするというもの。点火タイミング、バルブタイミング、燃料の濃さまで変更しているわけではありませんゆえ、フラッシュエディターほどのパワーアップ効果は期待できません。ですが、価格は3万8500円とフラッシュエディターに比べてかなり安価。「ちょっと試してみようかな」にピッタリな商品といえます。そして後述しますが、フラッシュエディターでハイオク専用マップを使っていても、場合によっては効果があるほか、お楽しみの機能が用意されているのです。

パワーエディターを開梱を開梱したところ。本体のほかタイラップ、両面テープ、USBケーブルなどが付属する

パワーエディターと車両を接続するケーブル

 取り付けは、圧力センサーとECUの間に専用ケーブルを介してパワーエディターをつなげるだけ。パワーライター特約店で購入し、自分で配線すればいいですから工賃もかかりません。DIYで端子挿入・カシメ・配線接続する事も可能です。DIYが少しでも不安な方は販売店での施工をお願いしましょう。また、愛車へのインストール時は、事前にバッテリーマイナス端子の取り外しをお忘れなく。

※パワーエディターは個人で購入でき、自分でブースト圧を変更可能ですが、筆者や編集部、HKSがそれを推奨するものではありません。少しでも自信のない方はチューニングショップに必ず依頼してください。

車両の圧力センサーとECUの間にパワーエディターを割り込ませるケーブル

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