日本HPは12月3日、米HP Inc.とオンライン小売業のShutterfly Inc.との連携強化を発表した。
Shutterflyは写真とパーソナライズ製品を提供する大手のデジタル小売および製造プラットフォーム。拡大するeコマース市場での写真入りギフトやフォト関連商品の需要に対応し、生産性の向上を図るべく60台以上のHP Indigoデジタル印刷機を新たに導入する。HPグラフィックス事業において、1社からの受注としては過去最大の規模になるという。
今回の導入では、次世代のB2サイズ対応「HP Indigo 100Kデジタル印刷機」、多用途に活用できる「HP Indigo 12000デジタル印刷機」に加えてポートレート写真に対応する輪転モデルにも多額の投資が行なわれる。
HP Indigoデジタル印刷機は今後18ヵ月の間に、ミネソタ州シャコピー、サウスカロライナ州フォートミル、アリゾナ州テンピ、テキサス州プレイノの4ヵ所の製造施設に設置。Shutterflyでは最高レベルの生産を維持するために、クラウドベースのPSP管理ソリューションであるHP PrintOSを利用して、印刷機の生産性をリアルタイムで監視し、アップタイムの最大化を図るとしている。