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高付加価値印刷事業を拡大

「HP Indigo 7900 デジタル印刷機」を大同至高印刷が導入

2020年09月17日 17時30分更新

文● ASCII

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大同至高印刷に導入された「HP Indigo 7900 デジタル印刷機」

 日本HPは9月17日、特殊印刷を得意とする大同至高印刷が、高度なデジタル印刷に対応する「HP Indigo 7900 デジタル印刷機」を導入しと発表した。

 大同至高印刷は、世界の小売ブランド向けに高品質なカラー印刷を施したプラスチックシート製品を提供している。HP Indigo 7900 デジタル印刷機の導入で、クリアファイルやノベルティ、販促グッズなどを柔軟にパーソナライズできるという。また、「HP PrintOSX」テクノロジーを搭載するHP Indigo 7900 デジタル印刷機は生産プロセスを自動化し、より多くのジョブを最大の効率で迅速に処理することが可能としている。

 大同至高印刷は7月に名古屋事業所に新しいデジタル印刷機を設置。名古屋事業所では250種類以上のオリジナルグッズを印刷、生産している。

 現在、大同至高印刷は社内で考案した独自のデザイン形状の商品をデジタル印刷技術とダイカット加工などの高度な技術を組み合わせて提供している。HP Indigo 7900 デジタル印刷機ではその適用範囲を広げ、特殊インキやHP SmartStream Designer Mosaicを活用し、可変デザインを使用した特殊効果を広範に利用できるという。これにより、専門性の高いサービスを重視するユーザーからの、より創造的で高度な要望に応えられるとしている。

大同至高印刷株式会社 代表取締役社長 川瀬康輝氏(左)

 大同至高印刷では現在、個人や店舗からの小ロットの需要が増えているという。代表取締役社長 川瀬 康輝氏は、「現行の商材の小ロット品の印刷や校正からスタートさせ、いずれHP Indigoデジタル印刷機の特性を生かした販促商材を独自のアイディアで新たに作成、提案していこうと考えています」と話す。

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