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長期にわたり安定した動作が期待できる1台

白と銀が映えるASUS製PCケース「Helios」White Edition、こだわり抜かれたパーツが揃ったRTX 3080搭載超ハイエンドPCをチェック

2020年11月17日 13時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

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「ZEFT R15P-ASV」

 自作PCに明るい人であれば、ASUSのゲーミング向けケース「ROG Strix Helios」をご存じだろう。ROG Strix Heliosは、重さがケースだけで驚きの約18kgという、ヘビー級のハイエンド向けモデルだ。このROG Strix Heliosを、BTO PCで精力的にあつかっているのが、パソコンショップSEVENを運営するセブンアールジャパンだ。

 今回紹介するのは、そのセブンアールジャパンの「GeForce RTX 3080」を搭載するゲーミング向けハイエンドPC「ZEFT R15P-ASV」だ。しかも、このZEFT R15P-ASVでは、ケースに先ほどのROG Strix Heliosの白色モデルである「ROG Strix Helios White Edition」を採用している点も目を惹く。では、ZEFT R15P-ASVはどのようなPCなのか、まずは外観や仕様をチェックしていこう。

白色と銀色が映えるWhite Edition
Ryzen 9 3900XTとRTX 3080を搭載

強化ガラスを用いたフロントパネルは従来のROG Strix Heliosと同じ。両サイドのアルミ製パーツの銀色が印象的だ

 ZEFT R15P-ASVの外観からチェックしていこう。ZEFT R15P-ASVは、先述したとおり、ケースにROG Strix Helios White Editionを採用している。それゆえ、その外観は黒一色だったROG Strix Heliosに対して、白を基調にアルミ製パーツの銀色が映えるデザインだ。

 ただ、White Editionという名前に対して、フロントパネルや天板の両サイドなどのアルミ製パーツが目立っており、銀色が強い印象だ。なお、そのアルミ製パーツはヘアライン加工が施され、高級感を醸し出している。

 ROG Strix Helios White Editionは、基本仕様は従来のROG Strix Heliosを踏襲しており、フロントパネルに強化ガラスを用い、そこにLEDのライティングが浮かぶ点は同じ。だが、ROG Strix Helios White Editionでは、両サイドのアルミ製パーツがアクセントとなり、LEDの点灯がより印象的に感じられる。

 また、天板が一面メッシュの通気孔となっている点や、天板のフロントパネル側にType-AのUSBを4系統、Type-CのUSBを1系統の計5系統備えている点、さらにファン制御用とLED制御用のボタンが用意されている点もROG Strix Heliosから変わっていない。

一面メッシュ構造の天板の下には取り外し可能な防塵フィルターが装着されている

防塵フィルタは底面にも用意され、取り外して水洗いすることも容易だ

天板のフロントパネル側に用意された各種インターフェース。ファンおよびLEDの制御用ボタンも配置されている

 さて、ZEFT R15P-ASVではCPUに「Ryzen 9 3900XT」を採用。すでにZen3世代のRyzen 5000シリーズが登場しているが、Ryzen 9 3900XTと同じ12コア/24スレッドタイプのRyzen 9 5900Xとでは、価格に1万5000円弱の開きがあり、価格を抑えつつもコア数の多いCPUが欲しいのであれば、このRyzen 9 3900XTは十分選択肢として魅力的だ。

 ZEFT R15P-ASVでは、そのRyzen 9 3900XTの冷却にASUSの簡易水冷クーラーの「ROG Strix LC 360 RGB」を搭載。360mmサイズのラジエーターを備えており、CPUの冷却に抜かりはない。なお、ZEFT R15P-ASVではラジエーターは天板に装着されている。

CPU-Z(Version 1.94.8)の実行結果

CPUクーラーには、簡易水冷タイプのROG Strix LC 360 RGBを採用

360mmサイズのラジエーター。天板に装着されている

 ビデオカードには、GeForce RTX 3080を搭載したZotacの「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Trinity」を採用。このZOTAC GAMING GeForce RTX 3080 Trinityは、ブーストクロック1710MHz、メモリクロック19Gbpsとリファレンスを踏襲したスペックだが、「IceStorm 2.0」と呼ばれるオリジナルクーラーを搭載している点が特徴的だ。

NVIDIAコントロールパネルからシステム情報を確認したところ

 マザーボードには、ASUS製でAMD X570チップセットを搭載した「ROG Strix X570-E GAMING」を採用。Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)に対応した無線LAN機能のほか、2.5Gbpsをサポートした有線LAN機能を備えている。また、オーディオ回路に「SupremeFX S1220A」を採用し、付属アプリケーションの「Sonic Studio Ⅲ」を使用することで、高品質なサウンド環境を利用可能だ。

マザーボードにはPOSTコード用の7桁セグメントLEDが用意され、強化ガラスを用いたことで、サイドパネルを閉じた状態でも確認できるのはありがたい

背面に用意された各種インターフェース。グラフィックスカード側を利用するため、マザーボードの映像出力端子は使用しない。また、1000BASE-T LANに加えて、2.5GbE LANが用意されているのが見て取れる

 ROG Strix Helios White Editionでも、サイドパネルは強化ガラスを採用しており、内部が見える構造だが、左側面のサイドパネルを外して内部を確認してみよう。ケース内部は、White Editionという名のとおり、まさに白一色。その白色の中にマザーボードやラジエーターなどがハッキリと見て取れる。

 また、CPUクーラーやビデオカード、それにマザーボード、ラジエーターのファンにLEDが搭載され、その明かりがWhite Editionのほうが映える印象。なお、これらのLEDは、ケースのフロントパネルを含めてマザーボードの付属アプリケーション「AURA」で一括制御が可能だ。

左側面のサイドパネルを外して内部を確認したところ。ケース自体のサイズが大きいこともあり、内部はスッキリした印象だ

フロントパネルには120mm角ファンを3基搭載

こちらは右側面の様子

マザーボードに付属するLED制御用アプリケーションのAURA

 システムメモリーにはDDR4-3200を32GB、ストレージは1TBのSSDを2基、それぞれ搭載。注目したいのは、システムドライブとして使用されているM.2タイプのSSDに、CFD販売の「CSSD-M2B1TPG3VNF」を採用し、PCI Express 4.0に対応している点で、NVMe接続よりも高速なデータ転送が期待できる。なお、もう1台のSSDは2.5インチタイプでSerial ATA 6.0Gbps接続で、データドライブにもSSDを採用しているあたりは好感が持てる。

価格は40万4580円
高価だが安定してGeForce RTX 3080を活用できるモデル

 以上のように、ZEFT R15P-ASVはハエインド向けらしく、かなり高スペックなマシンに仕上がっている。価格は40万4580円と高価であるのは間違いないが、GeForce RTX 3080を存分に活用したいと考えるのであれば、長期にわたり安定した動作が期待できるZEFT R15P-ASVはオススメの1台であることは間違いない。

 ただ、ZEFT R15P-ASVのパフォーマンスがどの程度なのか気になっている人も多いことだろう。別記事では、ZEFT R15P-ASVで実際にゲームをプレイし、そのパフォーマンスに迫ってみたい。

試用機の主なスペック
機種名 ZEFT R15P-ASV
CPU Ryzen 9 3900XT(定格クロック3.8GHz、最大クロック4.7Hz、12コア/24スレッド、L3キャッシュ容量64MB)
CPUクーラー ASUS ROG Strix LC 360 RGB
グラフィックス GeForce RTX 3080(2スロット使用)
マザーボード ASUS ROG Strix X570-E GAMING(AMD X570チップセット)
メモリー 32GB PC4-25600(DDR4-3200 SDRAM、16GB×2)、スロット数4のうち2スロット使用
ストレージ 1TB M.2 SSD(CFD PG3VNF、PCIe 4.0)、1TB 2.5インチSSD(Serial ATA 6.0Gbps)
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T、2.5GbE LAN)、無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0
電源ユニット CoolerMaster V850(定格出力850W、80PLUS Gold認証)
OS Windows 10 Home(64bit)

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