日本HPは11月4日、同社の「HP Indigo 7900デジタル印刷機」が合同会社いこいに導入されたと発表した。
いこいは、漫画やアニメの同人誌および関連グッズ印刷において業界をリードする印刷会社。2018年に大阪本社に「HP Indigo 7600デジタル印刷機」を設置し、高い印刷品質を特長として事業を成長。新たに今年1月に「HP Indigo 7900デジタル印刷機」を追加し、より多くのプロセスの自動化と迅速かつ効率的な生産を実現。
同人誌の人気は過去10年間で急上昇し、いこいではRGB色域の再現を強みとして市場の拡大を推進しており、現在稼働している2台のHP Indigoデジタル印刷機はいずれも7色構成で、RGB色域の再現に最適な特殊インキであるビビッドピンクとビビッドグリーンを装備。
HP Indigoデジタル印刷機は、ディスプレー上と印刷物との色の再現性の高さや、キャラクターの表現に適した発色など、同人誌に求められる品質を追求しているほか、紙素材への印刷に加えてクリアファイルなどの特殊素材への印刷を可能とするなど、商品ラインアップを拡大しユーザーの需要に応えている。