100円の回転寿司チェーンはメニューの幅をどんどん広げていて、スイーツやラーメンは今や当たり前。しかも単に手を広げるだけではなく本格志向とうたう商品も。
コロワイドグループの「かっぱ寿司」はイタリア料理店「アルポルト」の片岡護シェフ監修の「かっぱ寿司の海鮮マヨすぱ」を10月21日から発売します。390円(税別)。
寿司屋の“お箸で食べる”本格派パスタです。
片岡シェフといえば、日本におけるイタリア料理の草分け的存在。子供の頃、当時はまだ一般的ではなかった「カルボナーラ」を口にしたことをきっかけにイタリアへの憧れをもち、本場に渡りパスタ料理を極めてきました。
そんな片岡シェフがかっぱ寿司のコラボで生み出したのが今回の「海鮮マヨすぱ」。
かっぱ寿司発祥の地である長野県で常に人気ナンバーワンの「サラダ軍艦」をヒントに開発。ボイルしたイカゲソとカニカマをマヨネーズであえた「サラダ軍艦の具」を、エクストラバージンオリーブオイルとガーリックの旨味がきいたペペロンチー二ソースとあわせて、さらにアサリを加えたかっぱ寿司らしさがあるハーフサイズパスタ。
長野県では「サラダ軍艦」が人気なんですね。考えてみると、サラダ軍艦って寿司チェーンごとに個性がありますよね。
それにしても「サラダ軍艦」と聞くと、幅広く親しまれていて庶民的なイメージ。本格派パスタに変身するとは想像が付きません。そこに片岡シェフの仕掛けがあるのでしょう。
ワクワクといただいてみました。あさりがゴロゴロ入ったリッチな見た目。ボンゴレのようですね。
パスタは芯がある良い食感。まずはガーリックのうれしいパンチ。そして、マヨのまろやかさと海鮮の旨みとのハーモニー。カニカマ、イカゲソがさりげなく生きています!
かっぱ寿司ならではの海鮮の風味を生かしつつ、ガーリックやオリーブオイルの風味がきいた小気味いいパスタに仕上がっていました。サラダスパに近いかもと想像していましたが、そんなことなく、ペペロンチーニソースが全体をまとめあげています。コッテリしすぎず上品な味わいで余韻を残すのが片岡シェフの手腕。
寿司のお供にラーメンがありだとしたら、パスタもなくはない。女性のお客さんや、ファミリーの選択肢のひとつとなるでしょう。
アスキーでは楽しいグルメ情報を配信しています。新発売のグルメネタ、オトクなキャンペーン、食いしんぼ記者の食レポなどなど。コチラのページにグルメ記事がまとまっています。ぜひ見てくださいね!

この連載の記事
-
第1084回
グルメ
セブンのちいかわ「鬼辛カレー」食べてみた! “フツーにすっごく辛い”けどペロッといけるよ -
第1083回
グルメ
ミツカン、“ご飯をおいしく炊く”液体を新発売。1本約500円、…これどうなの? -
第1082回
グルメ
ローソンに本気の冷凍「札幌味噌らーめん」が登場! 人気店「彩未」監修、気になる味は…… -
第1081回
グルメ
【確信】松屋の「ナポリタンハンバーグ」は完全に“ビールのおつまみ”だった -
第1080回
グルメ
ケンタッキー本気の「鶏竜田バーガー」を8年かけて開発! 「ケンタ味じゃない、けどおいしすぎ!」 -
第1079回
グルメ
17年ぶり“モスの匠味”。「高すぎる」と言われたバーガーが令和には…… -
第1079回
グルメ
モスらしさ全開!「アボカドバーガー」はアボ度マシマシでとろけるおいしさ -
第1078回
グルメ
ローソンにまたも神スイーツ! 新チーズケーキはいいとこどり -
第1077回
グルメ
すし関係ない!もはやシャリもない「ケバブ」は万博で人気だった -
第1076回
グルメ
「木樽熟成ヱビス」ってどんな味? ウイスキー「デュワーズ」とコラボした唯一無二のビールが飲める -
第1076回
グルメ
「カニマヨ」だけじゃない。冬ピザが進化していた - この連載の一覧へ






