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新車を買った情報2020 第65回

マツダ ロードスターRF 空気圧との戦い

2020年10月19日 12時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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■スタンダードからエクストラロードへの変換

 空気圧の設定にあたって最も大事なのは負荷能力。タイヤの規格が違っても同じクルマを支えるわけですから、負荷能力が違っていては困ります。そこでメーカーがタイヤに要求している負荷能力を、スタンダード規格の負荷能力対応表で調べます。

 純正タイヤのポテンザ S001のロードインデックスは84。それに対するメーカー指定空気圧は200キロパスカルですから、負荷能力は「450キログラム」ということになります。

 この負荷能力をエクストラロード規格のタイヤでも発揮できればいいわけです。

 プロクセス・スポーツのロードインデックスは88。エクストラロード規格の負荷能力対応表によると、負荷能力450キログラムを発揮する空気圧は「220キロパスカル」。

 よってプロクセス・スポーツの適正空気圧は、220キロパスカルが正解!

 というわけです。詳しくはタイヤメーカーが公開している「空気圧別負荷能力対応表」をご覧ください。

Q.エクストラロード(リインフォースド)とは|タイヤの使いかた・保守点検|お問い合わせ・Q&A|サービス&サポート|TOYO TIRES(トーヨータイヤ)製品サイト

 表を見るのも面倒という方は「ETRTO JATMA 変換」なんかでググってやると、以下3つの値から空気圧を換算してくれるサイトも出てきます。

・純正タイヤのロードインデックス
・純正タイヤのメーカー指定空気圧
・新しいタイヤのロードインデックス

 これはインチダウンやインチアップの際の空気圧を求める際にも使えますから、まあネットのおかげでクルマ生活は便利になったものですな。

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