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新車を買った情報2020 第65回

マツダ ロードスターRF 空気圧との戦い

2020年10月19日 12時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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■スタンダード規格とエクストラロード規格

 エクストラロードは「欧州タイヤおよびリム技術機構」、略してエトルト(ETRTO)という、名前からして面倒なあちらの組織が取りまとめたタイヤの規格です。

 モノによってはタイヤサイズの最後に「XL」なんて文字が入ったり、「Re in Forced」と書いて「レインフォースド」「リインフォースド」なんて呼んだりしますが、ぜんぶ同じこと。

 一方、国内で主に使われているタイヤの規格は、日本自動車タイヤ協会、略称ジャトマ(JATMA)による「スタンダード規格」。ロードスター純正のタイヤも、この規格のものです。

 この2つの規格は何が違うかと申しますと、エクストラロード規格のタイヤは、スタンダード規格のタイヤより高い空気圧に耐える構造を持っている。その能力を発揮するために、エクストラロード規格のタイヤは、より高い空気圧が必要なんだとか。

 では、その能力とはどんなもので、空気圧はどれくらい高くすればいいのか?

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