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コナミアミューズメントの「ARESPEAR」初のゲーミングPCの気になる性能をチェック!

2020年10月15日 11時00分更新

文● ASCII

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「beatmania IIDX INFINITAS」が高サウンド
120fpsでとても快適にプレイできる!

 最後にゲーミングヘッドフォン「ARESPEAR H100」にて、サウンドを確認してみた。「ARESPEAR C700+」と「ARESPEAR C300」に採用されているASUSのXonar AEは、サウンドチップにUSB2.0接続向けのCーMedia 6632AEを採用し、DACには多くのUSB DAC&ヘッドフォンアンプに搭載されているESS社ES9023Pを搭載。高音質オーディオと、ゲーミングサウンドをスピーカーやヘッドフォンで楽しめる。

Xonar AEのユーティリティー「Sonic Studio」にて、各種音の調整も行なえる

 音質は非常にクリアーで、ピアノやヴァイオリンの高音もくっきり、一音一音が聞き取れた。「ARESPEAR H100」は低音と中高音のバランスが良いが、特に高音の伸びが良く、女性ボーカリストの高音はとてもキレイに聞こえる。

 メロディアスでノリの良い曲が多い「beatmania IIDX INFINITAS」では、その曲の細部がクリアに聞こえ、明らかに一般的なPCとは違うと感じられた。

「beatmania IIDX INFINITAS」を「beatmania IIDX 専用コントローラ エントリーモデル」と「ARESPEAR H100」で体験。かなりアーケードに近い感覚でプレイが楽しめる

 ちなみにディスプレー設定を自動設定(対応ディスプレーでは120fpsで動作)にしたところ、プレイ中のフレームレートは「ARESPEAR C300」でも120fpsをキープ。とても快適にプレイできた。

フレームレートは120fpsをキープ。非常に快適に「beatmania IIDX INFINITAS」をプレイできた

 コナミアミューズメントが手掛ける「ARESPEAR」の第一弾デスクトップPCは、従来の一般的なPCとは異なるアミューズメント機器を取り扱うメーカーの独特なデザインと、機能が盛り込まれたインパクトのある製品に仕上がっている。

 見た目だけでなく、同社を代表するリズムゲーム「beatmania」のPC版が快適にプレイできることをベースに、人気のMMORPGやeスポーツでも採用されるPCゲームが快適に動作するスペックを有している。

 特にサウンドに関しては、「beatmania」を手掛ける同社のサウンドチームが選別し、「beatmania」シリーズをプレイする多くのファンが納得のクオリティーを購入してすぐに体験できる構成となっている。

「ARESPEAR」ブランドの最初のPCとして限定感もあるので、そうした所有感を満たしたい人は、一考の価値ある製品ではないだろうか。

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