セガが1990年10月6日に発売した、カラー液晶を採用した携帯ゲーム機である「ゲームギア」。その誕生から30周年を迎えた2020年、「ゲームギア」が極小サイズの「ミクロ」になって復活した!
今回は、ゲームファン注目の「ゲームギア ミクロ」の4色の中で、RPG&シミュレーションRPGがガッツリと遊べるレッドとイエローをお借りすることができたので、本体に触れた手触りや魅力をお届けしよう。
手の平に収まる極小サイズで
シャツの胸ポケットにすっぽり収まる!
到着した「ゲームギアミクロ」を手にした印象は、軽い、小っちゃい! 液晶も小さくて、これでゲームが遊べるのかな? と不安に思ったほどでした。ですが、実際に電源を入れて遊んでみたら、その不安はすぐに吹き飛びました。
ちなみに、レッドとイエローに収録されているタイトルは以下の通り。
■レッド
女神転生外伝ラストバイブル
女神転生外伝ラストバイブルスペシャル
The GG忍
コラムス
■イエロー
シャイニング・フォース外伝 ~遠征・邪神の国へ~
シャイニング・フォース外伝II ~邪神の覚醒~
シャイニング・フォース外伝 ファイナルコンフリクト
なぞぷよ アルルのルー
まず遊んでみたのは、パズルゲームの『コラムス』。画面が小さくてもちゃんと4色のダイヤは識別できるし、遅延なども気にならず、問題なく遊ぶことができました。
『なぞぷよ』も遊んでみましたが、こちらも普通にプレイできました。ただ、“ぷよ”がかなり小さいので、焦ると青と紫を間違えてしまったり、なんてことはありましたが(笑)。画面内のメッセージはもともと表示が大きいので、問題なく読むことができました。
続けて、アクションゲームの『The GG忍』。こちらも、とくに遅延などもなく遊べました。敵の配置などを覚えて対処する覚えゲーな面が強いゲームなので、自分の腕が悪すぎてなかなか先に進めなかったのが問題なくらい(笑)。こんなに小さい画面で本格アクションが楽しめるのは、感動でしたね。
そして、『シャイニング・フォース外伝』と『女神転生外伝 ラストバイブル』に挑戦。『シャイニング』はシミュレーションRPG、『女神転生』はRPGということもあり、文字情報が多く、さすがに小さい画面だと遊びにくいかな? と思ったのですが、それも杞憂に終わりました。
ステータス画面など、文字が多かったりするのですが、文字が小さすぎて見えない! ということはありませんでした。ちなみに、参考までに筆者はアラフィフ、視力は0.7で、メガネをかけてはいません。
とはいえ、やはり長時間遊んでいると目が疲れてしまい……(これは、自分の年齢のせい?)。そんな時に役立つのが、「ビッグウィンドーミクロ」! これを着けると画面が拡大されるので、長時間プレイしても目が疲れない! 文字ももっと見やすくなるし。
ミクロ自体すごく軽いですが、このビッグウィンドーミクロを装着しても重さはほとんど変わらないので、支障なくプレイできました。正直、一度こちらに慣れてしまうと、元に戻れなくなっちゃうかも……と思ったりも。
なお、収録されたゲームを選んだ後にスタートボタンを1秒以上長押しすると、システムメニューに切り替わります。ここでは、セーブ(最大2つ)とロード、画面の光度の変更、メインメニューに戻るなどを選ぶことが可能。途中セーブがいつでもできるので、難しかったゲームも、今度こそはクリアできるかも!?
コレクターズアイテムとしてではなく
携帯ゲームとしても遊べる!
正直、その小ささから、買っても飾るだけかな〜と思っていたのですが、今回触れてみて、ちゃんとゲーム機として遊べるのがわかって嬉しいかぎり。ある程度の大人なら、ビッグウィンドーミクロがオマケでつく4個の大人買いがオススメです! 4個あったら、飾った時も壮観ですしね。
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