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ノングレアパネル液晶で仕事しやすく、インターフェースもしっかり搭載!

Ryzen Mobile 4000搭載でマルチに使える、モバイルできて仕事しやすい仕様の15.6型ノートPC<IdeaPad Slim 550>

文●八尋 編集●ASCII

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<IdeaPad Slim 550>

 モバイルノートパソコンは、持ち運べるサイズ感や軽さの関係で13.3型のモデルが多かった。しかし、昨今の狭額ベゼルによる薄型軽量化によって、もう少し大きな画面のモデルでも、十分持ち運べるサイズに収まっているマシンが増えてきた。

 レノボが販売する<IdeaPad Slim 550(81YQ002QJP)>は、15.6型ディスプレーを採用し、なおかつ狭額ベゼルにより薄型軽量化されたことで持ち運べるサイズ感に収まっているのが魅力のノートパソコンだ。加えて、Ryzen Mobile 4000シリーズを搭載し、普段使いに加えちょっとしたゲームプレイなどもこなせる性能を持っているのも特徴となっている。

スタイリッシュな筐体でどこでも持ち運べる
USB Type-AやHDMIもあって仕事が捗る!

厚さおよそ17.9mmで、リュックにはすっぽりと入った

 <IdeaPad Slim 550>のサイズはおよそ幅356.7×奥行233.1×高さ17.9mmで、重さは約1.76kg。15.6型ながら2kgを大きく下回っている。筐体はとても薄いので、リュックに入れてもかさばらないのもうれしいポイントだ。

 モバイルノートパソコンだと1kg以下のモデルもあるが、そういったモデルは13.3型で、かつUSB Type-A端子なども省略したマシンが多い。その点、個人的にはUSB Type-AやHDMIなどをしっかり搭載したうえでモバイルできる<IdeaPad Slim 550>のほうが、とくに仕事で使う場合は使い勝手がいいと思う。

 筐体はシルバーとブラックを基調としたシンプルなデザインで、自宅でも会社でも使いやすい。4辺狭額なベゼルも相まって、かなりスタイリッシュだ。加えて、ディスプレー上部にはプライバシーシャッターつきのWebカメラ、電源ボタンには指紋認証センサーと、セキュリティ面もしっかりしている。モバイルマシンとして使う場合に、セキュリティ面がしっかりしているのはありがたい。

天板は左上にレノボのロゴがあるのみでシンプル

プライバシーシャッターつきのWebカメラを搭載

 ディスプレーはフルHD(1920×1080ドット)で、ノングレアパネルを採用している。仕事などでパソコンのディスプレーを長時間見続ける必要がある人にとって、映り込みが少なく目が疲れにくいノングレアのほうが、向いていると思っている。

ディスプレーは4辺狭額で、筐体のスタイリッシュさにもつながっている。IPSパネルなので視野も広い

 また、ノングレアとはいえ色彩は結構鮮やかで、狭額ベゼルなのも合わせて没入感の高い映像が楽しめる。さらに、Dolby Audioスピーカーを内蔵しているため、モバイルノートパソコンの中では音の臨場感も高め。出張先のホテルで時間を持て余した際など、ゲームしたりNetflixでドラマを観たりとエンタメを楽しむときにも重宝する。

テンキー付きでタイピングしやすいサイズも確保できているキーボード

文字入力時にあまり使用しないキーが狭くなっており、頻繁に使うキーのサイズはしっかりと確保してある

 キーボードはテンキー付き。エンターや右シフトキー周りが若干特殊なレイアウトなものの、文章作成などで頻繁に使う文字キーやエンター、スペースなどのキーの大きさはしっかりと確保されている。テンキー付きながら、キーとキーの間に隙間があるアイソレーションタイプなので、間違って隣のキーを押してしまったというミスも起こりにくい。

 また、キーはわずかにくぼんでおり、指の腹がしっかりとフィットしてタイピングしやすい。タイプ音はとても静かなので、外出先のカフェなどで使う際にもあまり周囲を気にせず作業できるのはうれしい。

 インターフェースは、本体右側にUSB 3.0×2、SDカードリーダーを、左側にUSB 3.0(Type-C)、HDMI出力、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャックを配置している。先述したとおり、モバイルながらUSB Type-AやHDMIを備えているのは魅力。普段から外出先では本体のディスプレーで作業して、会社や自宅ではディスプレーに接続して作業しているため、個人的にはディスプレー出力が必須になってくるので、この点はありがたい。

右側にUSB 3.0×2、SDカードリーダーを配置。個人的にはフルサイズのSDカードリーダーがあるのも個人的にはかなりうれしい

左側にUSB 3.0(Type-C)、HDMI出力、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャックを備える

 さらに、USB Type-CはUSB Power deliveryにも対応しているため、USB Type-Cケーブルがあれば充電できるため、「ACアダプターを忘れた!」というときにも会社や自宅にあるType-Cケーブルを利用して充電できる。

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