住宅の空気に働きかけ、快適な居住環境を作るための製品を長年リリースしている同社。9月25日発売の空気清浄機「MA-PV90A」は、このHEPAフィルターを搭載している。
0.1マイクロメートルの粒子を、99%以上集塵できるとうたうが、0.1マイクロメートルより小さい花粉やハウスダストはほとんどないという。これは、室内に舞っている花粉やハウスダストの99%以上を集塵できることを意味する。
ウイルスはナノメートルサイズであり、空気中のハウスダストや花粉よりもずっと小さい。花粉やハウスダストに付着すると、浮遊して移動する可能性があるのだ。換気に注意するだけでなく、空気清浄機も併用すると、よりウイルスに接触するリスクを抑えられそうだ。
換気と空気清浄をうまく使って、在宅時間を快適に過ごそう
また三菱電機は、同社の販売する空気清浄機、サーキュレーション扇風機、ルームエアコン、循環ファンも紹介。
同社の扇風機には、羽を真上に向けることのできるモデルも用意されている。風向きを自在に変更できるため、秋冬、暖房を併用しながらの換気時にも有用だ。
また同社では、紙でできた熱交換形換気機器「ロスナイ」を1970年代から販売している。ロスナイは、通常、換気の際に捨てられてしまう室内の冷気や暖気を再利用(熱回収)しながら換気ができる製品。
およそ5~8割の熱エネルギーを回収できるため、夏期、冬期の冷暖房負荷を低減し、省エネ換気が実現できるとうたう。また、一般的な換気扇と比較して、住宅の遮音性も向上するとしている。住宅の換気扇を見直す際は、置き換えの選択肢として検討してみよう。
空気マネジメントは生活様式の一部に
新型コロナウイルス感染症のニュースで気疲れの続く日々だが、まずは、カンタンに実践できる三菱電機直伝の効率的な換気を取り入れ、ストレスなく、キレイな空気を作る習慣に慣れていきたい。
また、三菱電機の紹介した製品は、長年、居住空間の空気を研究して開発されてきたものばかり。換気や空気清浄に注目が集まる中、自宅の環境を見直そうと考えた際には、導入を検討してみてはいかがだろう。