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「ドコモ口座」問題、不正利用は昨年10月から

2020年09月14日 15時00分更新

文● ASCII

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 NTTドコモは14日、ドコモ口座不正利用問題について、最新状況を報告。14日0時時点で判明している被害件数は120件、総額2542万円であることを公表した。

 このうち、新規口座登録を停止した9月10日以降に発生したのは1件。その1件についても、停止以前にドコモ口座と銀行口座を連携済みだったものとしている。なお、チャージを停止した銀行は22行。現時点でチャージを停止していない銀行において、不正チャージの事実は確認していないとしている。

 今後の追加対策としては、ドコモ契約者以外でドコモ口座を作成したユーザーについては、今後の新規登録だけでなく、すでに口座を作成済みのケースにおいても、オンラインによる本人確認(eKYC)を実施して、その後に新規チャージが可能にする。また、銀行と連携して、疑わしいチャージ履歴がある口座について個別対応を進める。

 さらに、質疑応答で明らかになった情報としては、不正利用は最も古いもので2019年10月で、ドコモ契約者以外がメールアドレスだけでドコモ口座を作成できるようになってすぐの時点である点、銀行口座の紐付け時の暗証番号といった情報入力について、「たくさんのアタックがあったというよりは、ピンポイントで登録が成功されている」がドコモ側の認識という点などがある。

 

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