モトローラは9月10日(日本時間)、昨年発売した折りたたみスマホ「razr」の5G版を発表した。
注目はスペック表におけるBandの部分だ。あえて「Japan」という表記が記載されており、日本投入の可能性がきわめて高いことが窺える。初代Razrは、eSIMにしか対応しておらず、日本のキャリアやMVNOで採用できるところがかなり限定的になるという「欠点」が存在していたが、今回発表の新型は「eSIMとnanoSIM」のデュアルに対応している。
つまり、nanoSIMを提供しているあらゆるキャリア、MVNOで採用することが可能というわけだ。
実は、モトローラ製品を日本で展開するモトローラ・モビリティ・ジャパンの社長が、この7月、ダニー・アダモポウロス氏から松原丈太氏にバトンタッチされた。これはモトローラとしても、日本市場をさらに強化するという意識のあらわれのようだ。
松原氏は、モトローラ日本法人社長就任にあたって「3つの軸」を意識していくという。
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