モトローラは9月10日(日本時間)、昨年発売した折りたたみスマホ「razr」の5G版を発表した。
注目はスペック表におけるBandの部分だ。あえて「Japan」という表記が記載されており、日本投入の可能性がきわめて高いことが窺える。初代Razrは、eSIMにしか対応しておらず、日本のキャリアやMVNOで採用できるところがかなり限定的になるという「欠点」が存在していたが、今回発表の新型は「eSIMとnanoSIM」のデュアルに対応している。
つまり、nanoSIMを提供しているあらゆるキャリア、MVNOで採用することが可能というわけだ。
実は、モトローラ製品を日本で展開するモトローラ・モビリティ・ジャパンの社長が、この7月、ダニー・アダモポウロス氏から松原丈太氏にバトンタッチされた。これはモトローラとしても、日本市場をさらに強化するという意識のあらわれのようだ。
松原氏は、モトローラ日本法人社長就任にあたって「3つの軸」を意識していくという。

この連載の記事
-
第232回
トピックス
鈴鹿サーキットで2Gbps超え ソフトバンク、本気の5G展開 -
第231回
トピックス
サムスン AIの日本語対応、難しかった -
第230回
トピックス
【解説】ドコモ対Colt、接続料訴訟の裏に“音声通話”悪用スキーム -
第229回
トピックス
楽天モバイル不正契約問題 本人確認の甘さは反省すべき -
第228回
トピックス
社長が語る「povo」 “通信回線を売る”から“アプリの一部になる”戦略 -
第227回
トピックス
アップル「iPhone 16e」少々高いが、AIデビューに最適 -
第226回
トピックス
アップル「iPhone 16e」早くも“月1円” キャリア春商戦の本命機種に -
第225回
トピックス
KDDI、データ使い放題プランで「スターリンク無料」に期待 -
第224回
AI
孫正義会長がAIの“水晶玉”に見た、iPhone独占販売に近い「勝ちパターン」 -
第223回
トピックス
サムスン「Galaxy」ついにソフトバンク入り 音声版「消しゴム」機能に驚いた -
第222回
トピックス
携帯キャリア「30GBの壁」めぐる争い - この連載の一覧へ