このページの本文へ

HDMI 1.4モデルとDisplayPortモデルをラインアップ

eXcomputer、4画面同時出力に対応したデスクトップPC2モデル

2020年09月03日 14時40分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

MicroATXミニタワーケース(EX-01T-M)

 Project Whiteは9月3日、BTOパソコンブランド「eXcomputer」において、4画面同時出力に対応したマルチモニターモデル2製品を発表した。9月3日より発売する。

 本シリーズは、チャートなどたくさんの情報を同時にチェックする株式取引、複数台のカメラ映像を並べて確認する監視カメラ、複数台のモニターに大きな映像を出力させるデジタルサイネージなど、複数の画面に多くの情報を表示させる必要がある環境をパソコン1台で構築できる。

 マルチモニターモデル「MM5J-A201/T」には、HDMI 1.4対応コネクターを4つ搭載し、フルHD解像度を同時に4台まで出力が可能なELSA製グラフィック「GeForce GT 730 2GB QD DDR5」を搭載。多画面化することで作業効率がアップする一般的なオフィスユース、金融トレーディングやデジタルサイネージ用途に適するという。

ELSA GeForce GT 730 2GB QD DDR5

GeForce GT 730 背面端子

 プロセッサーに第10世代インテルCoreプロセッサーの6コア12スレッドモデル、Core i5-10400を採用することで前世代よりマルチタスク性能が向上したという。システムドライブには従来のSATA接続よりさらに高速なデータ転送ができるM.2 NVMeタイプのSSDを搭載し、PCの起動時間やアプリケーションのロード時間を大幅に短縮できるとする。高性能なパーツを搭載しつつも、税別10万円以下とコストパフォーマンスに優れた点も特長としている。

 マルチモニターモデル「MM7J-B201/T」は、DisplayPortで4系統出力が可能なプロフェッショナルグラフィックスボード「ELSA NVIDIA Quadro P2200」を搭載。4K出力にも対応し、3D CAD、BIM、CG、映像編集などの用途に向けてマルチモニター環境を提供する。またNVIDIA Mosaicマルチディスプレーテクノロジーに対応し、出力する4つの画面を大きな1画面のデスクトップとして表示できる。

NVIDIA Quadro P2200

Quadro P2200 背面端子

 MM5J-A201/Tの標準構成仕様は、OSがWindows 10 Home(64ビット版)、CPUがインテルCore i5-10400、メモリーが8GB DDR4 SDRAM(PC4-21300)、チップセットがインテルB460(ASUS PRIME B460M-AJ)、システムドライブが500GB SSD(M.2規格/NVMe接続)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GT 730(ビデオメモリー2GB)。価格は10万4280円。

 MM7J-B201/Tの標準構成仕様は、OSがWindows 10 Home(64ビット版)、CPUがインテルi7-10700、メモリーが8GB DDR4 SDRAM(PC4-21300)、チップセットがインテルB460(ASUS PRIME B460M-AJ)、システムドライブが500GB SSD(M.2規格/NVMe接続)、グラフィックスがNVIDIA Quadro P2200(ビデオメモリー5GB)。価格は18万6780円。

 いずれのモデルも、BTOによりスペックは自由にカスタマイズ可能。

カテゴリートップへ