HighPoint製RAIDソリューションとSamsung製NVMe SSDのコンビで挑戦
200万円近い構成のMac Proでリード14GB/sの超速SSD RAIDを構築してみた
RAIDカードをMac Pro(2019)に組み込む
言うまでもないが今回お借りしたRAIDソリューションはすべてPCI Express×16の帯域を使用する拡張カードで実現する。つまり、Mac Pro(2019)の内部にアクセスする必要がある。Mac Pro(2019)に拡張カードを組み込むこと自体はそれほど難しくない。外装カバーは上に引き抜けば良いだけだし、カードのロック機構を外せばすぐに取り付けられる。もちろん、SSDは事前にカードやエンクロージャーに組み込んでおこう。
SSD7101A-1のカバーを外した状態。内部にはPLX製のPCI Expressスイッチチップと、PCI Express接続のM.2スロットが4本、冷却ファンというシンプルな構成。カバーは金属製で超大型のサーマルパッド付きだ
SSD7103もNVMe M.2 SSDを最大4本搭載できる設計だが、SSD7101A-1と比べて基板上のコントローラがひとつ多い。この差異によってSSD7103のRAIDアレイからOSのブートが可能になっている
今回レンタルしたMac Pro(2019)にはRadeon Pro Vega II MPXモジュール(つまり、ビデオカード)が2基入っていたので、PCI Express×16接続が必要なRAIDカードを接続できるのは、図中一番下のスロットのみだ(上2本は×8接続となる)。ちなみに、最上部に挿してあるのはUSBのインターフェースカード
SSD6540のRAIDカードをMac Pro(2019)に組み込んだ状態。このカードは冷却ファンがないので、SSD7101A-1などに比べると動作音は静かだ。ちなみに、Mac Pro(2019)自体の動作音も非常に静かだった
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