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レノボならではのエッセンスを取り入れた、非常に完成度の高い1台

5万円台でOfficeソフト付属、子どもに買い与えたくなる2in1パソコン<Lenovo IdeaPad D330>はプログラミング学習や自由研究などお勉強用マシンに最適

文●飯島範久 編集●市川/ASCII

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子どもにはちょうどよいサイズ感
パソコンの習得や成長を促すためのファーストマシンに最適

息子はタッチパッドも使ったことはあるものの、やはりついつい画面をタッチする。タッチ操作ができるマシンのほうが、子どもにとって最初は扱いやすいだろう

 実際に小学4年生の息子に使わせてみたが、やはりスマホ世代だと、タッチパッドを使うよりもついつい画面をタッチする。ビジュアルプログラミングの定番「Scratch」をやらせてみたが、画面をタッチして操作したほうがサクサクと進んでいった。

 画面は1280×800ドットなので狭いかなと思ったが、Scratchをやるぶんにはとくに問題とは感じなかった。筆者のように老眼一歩手前だと、チュートリアルの動画が小さい画面だと文字が読めなかったが、子どもの目なら問題ないはず。動作も軽快なので、プログラミング学習としても十分利用できる。

文章を入力する際は、キーボードがあったほうがやりやすいようだ

 一方、Officeアプリなどでの文章を入力する際は、画面にキーボードが表示されると狭くなってしまうため、キーボードのほうがやりやすい。このため、タブレット単体を導入するよりも、こういった2in1マシンを導入することで、タブレットとしても、クラムシェルタイプのパソコンとしても使えるため、子どもにパソコンを習得させるための1台としては、もってこいといえよう。

タブレットとして操作もできるので、利用する場所にあわせてスタイルを変えるのもいい

 <IdeaPad D330>は、5万円台とお手頃価格なのもうれしいところ。しかもこの価格で「Microsoft Office Home&Business 2019」もついてくるため、子どもに買い与えるパソコンとしては、必要十分といえよう。プログラミング教育にはもちろん、パソコンを活用した自由研究など、さまざまな活用ができるはずだ。

 IoTを活用した教育はどんどん浸透してきており、スマホではなくパソコンに触れさせ、これまでとは違う教育方法を取り入れていくことで、より子どもの成長を促してみてはいかがだろう。そのために買い与えるファーストマシンとして<IdeaPad D330>はオススメだ。

試用機の主なスペック
機種名 <Lenovo IdeaPad D330 81H300EVJP>
CPU Celeron N4000
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 600
メモリー 4GB
ストレージ eMMC 128GB
ディスプレー 10.1型(1280×800ドット)
通信規格 Wi-Fi(IEEE 802.11ac/a/b/g/n)+Bluetooth 4.2
インターフェース USB 3.1(Type-C)、マイク/ヘッドフォン端子、microSDカードスロット、USB 2.0(Type-A)×2
サイズ/重量 タブレット本体:およそ幅249×奥行178×高さ9.5mm/約600g
キーボードドック装着時:およそ幅249×奥行188×高さ18.5mm/約1.135kg
OS Windows 10 Home(Sモード)
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