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現代アート入門者にオススメ

バンクシーも草間彌生も1万円からオーナー権が購入できる注目サービス「ANDART」

2020年08月15日 17時00分更新

文● 佐藤 正人/ASCII

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「ANDART」

 アートというと、どこかハードルが高くて一部の限られた人にしか関係のない特殊な世界というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。僕も以前まではそんな印象を持っていて、はじめから無意識に壁を高くして避けていたかもしれません。

 今回は、そんな人にぜひ知ってほしい、僕がいま注目しているウェブサービスを紹介します。

有名な現代アート作品でも1万円から共同保有できる「ANDART」

 「ANDART」は、1つの現代アート作品のオーナー権を数量限定で発行し、希望する人が購入することでアート作品を共同保有できる、日本初をうたうプラットフォームです。世界的に有名な高額アート作品でもオーナー権が1万円から購入できるうえ、オーナー限定イベントに参加できたりオーナーとして自分の名前がウェブ上に載ったりするなど、さまざまな優待が受けられます。

 ANDARTへの会員登録は無料で、登録するだけでも現代アートの最新情報がまとめられたメルマガが届くのも魅力のひとつです。

とにかく現代アートに触れるハードルが下がる

 冒頭でも触れたようにANDARTでは1万円からオーナー権が購入できるので(別途サーチャージあり)、アート初心者でも入門として利用しやすく、購入したあとでそのアート作品についてもっと知ろうという気持ちも自然とわいてきます。複数人による共同保有のため自宅に飾ることはできないものの、一部の作品は美術館や施設などで鑑賞でき、公共な場に展示されている作品などはオーナー権を保有していなくても自由に観て楽しむことができます。

 例えば、世界の歌姫レディー・ガガを写した荒木経惟さんの作品「Koki No Shashin : Photographs of A Seventy Years Old」は都内にあるオールデイラウンジに展示されているほか、日本人ではじめてルーブル美術館内ガラスピラミッドで展示された名和晃平さんの作品「Throne(g/p_pyramid)」が明治神宮 宝物殿に展示されています。

厳選された有名作品が揃っている

 現代アートは世界中に数え切れないほど存在しており、初心者には到底見極めが難しいですが、ANDARTにはすでに厳選された作品が用意されているのでそれほどアートに関する知識を持っていなくても購入しやすい仕組みになっています。もちろん買うかどうかは個人の選択になりますが、ここにあるということはひとつの判断材料にはなるかと思います。

すでに完売しているが、名和晃平さんの作品も取り扱っている

 7月末現在、ANDARTではアンディ・ウォーホルの「Liz」や五木田智央さんの「LAZY BONES」、ジュリアン・オピーの「New York Couples」などが販売中で、7月29日からは風刺で世界へメッセージを発信し続ける覆面グラフィティアーティストのバンクシー「Sale Ends (v.2)」のオーナー権も販売開始されました。

 個人的にも好きなアーティストが多数取り扱われていて、目が離せません。正式サービスが開始してまだ1年ちょっとなのに、どれも世界的に有名な作品ばかりでホントすごい……。

毎週、ZOOM配信で現代アートの最新情報を教えてくれる

 Twitterやウェブサイトなどでの情報発信はもちろん、ZOOM配信を使って“中の人”たちが出演し、現代アートに関する最新情報を解説してくれるのも魅力のひとつ。今週の話題や新しくはじまったアート展に関する情報だけでなく、アーティストにピックアップして深掘りしてくれることもあるため、現代アート初心者でも楽しめる内容になっています。

 また、ANDARTで新作が販売されるときも、そのアーティスト・作品について丁寧に解説してくれるので購入の参考になります。毎週木曜の20時から約30分間、ぜひ見てみてください。

あのバンクシーのオーナー権を購入してみた

 というわけで、実際にANDARTでオーナー権を買ってみることにしました。ちなみに僕は昨年の6月に初回販売が実施されたKAWS「NO REPLY」のオーナー権も購入しており、今回だけでなく何度もANDARTを利用しているユーザーの一人です。当初からANDARTには注目していましたが、KAWSのオーナー権(1000万円分)がわずか2時間で完売したことには驚きです。初回からこの注目度!

 さて、今回購入するバンクシーの作品「Sales Ends (v.2)」は、当時、バンクシー自身が作品を販売していたオンラインギャラリー「Pictures on Walls(POW)」の閉店前に、約11年間販売せずにいた本作品を、POW最後を飾る作品として抽選販売したものです(限定500部)。バンクシーのサイン付きで、さらに本物を示す証明書もついた真作。ファンにはたまらない作品となっています。オーナー権総額は580万円。

バンクシーのオーナー権をゲット!画像はオーナー証明書

 なんと! オーナー権はわずか1時間45分で完売に。さすがバンクシーですね。僕も開始時間にスタンバって無事に買えました!

 オーナー権を購入するとウェブサイト内の「ギャラリー」に作品が追加され、その下に自分の名前が載るほか、ウェブ上でオーナー証明書の発行も可能になります。また、オーナー間で権利を取引できる新機能の実装が今夏に予定されているので、さらに買い増しして値上がりを狙ったり、売却したりすることもできるようになります。

初回販売されたKAWSの作品

 ANDARTは買って終わりなだけでなく、限定イベントに参加できたり現代アートに詳しくなれたりと、すでに現代アートが好きな人はもちろん、これから触れてみたいと思っている人にもおすすめのサービスとなっています。

 また、自分はやっぱり現物が欲しい! という人には、同社が運営しているオンラインストア「YOU AND ART」がおすすめ。世界中から独自にセレクトされた本格アートを数万円から購入できますよ。

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