Honda「CBR250RR」がビッグマイナーチェンジしたのでキャッシュレスで注文!
2020年07月25日 17時00分更新
バイクの契約ってカンタンなんです!
クルマを買う時は車庫証明書(これはディーラー側が作成してくれるが、駐車場が決まっていなければ作成できない)、実印に印鑑証明書、住民票の写しなど、様々な書類を用意しなければなりません。マイナンバーカードがないとお役所詣でが待っています。
一方、バイクは認印と住民票の写しのみ用意すればいいとのこと。住民票の写しは、マイナンバーカードがあればコンビニのコピー機で手に入ります。押印する場所は捨て印を含めて3ヵ所程度。ステイホームに波及し印鑑の話題が出ていましたが、改めて印鑑の必要性を感じました。
驚いたことは、免許の提示は必要ないこと。購入と運転は別なのです。事実、教習中にバイクを注文し、免許取得直後に納車というケースは多いとか。というのも、Hondaは運転免許応援キャンペーンというものを期間限定で実施しているようで、普通・大型二輪免許を取得し、エントリー(申し込み)店舗で126cc以上の新車を購入すると、排気量に応じてキャッシュバックをするそうです。自分も申し込めばよかったと後悔……。大型免許を取得する際にお世話になりたいと思います。ちなみに運転免許がなくても注文できますが、ローンを組む際は、身分証明書として免許が必要になる場合があるそうですのでご注意を。
それでは支払い料金です。今回選んだのはHondaのワークスカラーに似たグランプリレッドのストライプ仕様ですので、85万4700円税込。これに手続代行費用(店舗により異なります)の2万7500円税込に、警察庁への防犯登録「グッドライダー・防犯登録」費用1650円税込が加わります。ここまでが消費税がかかる部分となり、合計88万3850円。
続いて消費税非課税項目。まずは必ず必要となる自賠責保険料。これは契約年数と排気量により料金が異なりますが、総じて長期ほど割引率が高く、最長60ヵ月(2020年7月時点)の場合1万7330円です。バイク購入時または車検時に排気量に応じて課税される重量税は、125cc超~250cc以下の場合4900円。250cc以下は車検が必要ないため、これは一度きり。さらにナンバー代として530円(自治体によって異なります)が加わって90万6610円に。
さらに2年間有効という盗難保険3万2810円(非課税/車両によって金額が異なる)を加えました。この盗難保険は2年間有効で、被害発生時、初年度の場合は車両価格の90%、2年目で70%を保険会社が保証するというもの。 今回加入した盗難保険はHonda Dream 新宿のもので、ショップや内容は保険会社によって異なります。
こうして出てきた見積金額は93万9420円。もちろんこれは特に装備品がない状態です。ETCをはじめとするオプションをお願いすれば、取り付け工賃などが加わります。気になる値引きですが、ショップにより異なりますので、ここでは触れないことにします。
維持費についても触れましょう。ガソリン代と駐車場代は人それぞれ異なるので割愛するとして、絶対に必要であり気になるのは任意保険ではないでしょうか。クルマの場合、車両価格や車種などにより保険金額が大きく異なりますが、バイクの場合は126ccを境に排気量と年齢のみで区分するというシンプルなもの。スポーツ系は事故率が高いから保険金額が高額というような車種による差はありません。
年齢が上がるにつれて保険料が安価になるという構図はクルマと一緒。保険会社により料金は変わることを前提として、Honda Dream 新宿が代理店契約を結ぶ東京海上日動火災保険の場合、アラフォーで初めてのバイク(6S等級)である筆者の場合、特約の有無にもよりますが年間7万4530円~とのこと。クルマに比べて圧倒的に安いといえるでしょう。なおクルマで事故を起こしていても、バイクとは別契約になるため等級審査に影響しないようです。
ちなみに保険会社によっては、既にクルマで保険契約をしている場合、バイクに対して1等級アップするなどの「セカンドカー割引」を適用する場合があるようです。さらに特約の重複を抑えることで、保険料が下がる可能性があります。任意保険に関しては、購入時に決めなくてもよいとのことなので、いったん保留しました。
バイクがスマホで買える時代
契約が済めば、あとは支払いが待っています。注文時には頭金5万円が必要とのことで、全額ローン決済の場合はそれが不要とのこと。繰り返しになりますが、印鑑と住民票の写し、そしてちょっとした勇気があればバイクは買えるのです。今回は長年にわたり貯蓄した現金100万円を持参しました。100万円、重みが違います。
さてお支払いしようとしたところ、カウンターにPayPayのロゴを発見! なんとキャッシュレス決済ができるというではありませんか! 残念ながら政府主導によるキャッシュレス・ポイント還元事業は終わってしまったものの、PayPayの場合、通常で0.5~1.5%の還元が受けることができます。ASCII.jpらしく、これを使わない理由はありません! キャッシュレス決済を選ぶことにしました。
PayPayの1日あたりの支払い金額の上限は50万円とのこと。よって2日に分けて支払うことになります。まずは50万円をチャージ。もう後戻りできません。
あとはQRコードを読み取って支払うだけなのですが、何度やっても決済はできないではありませんか。真っ青になってPayPayのサポートセンターに電話したところ、セブン-イレブンでの朝食やらYahoo!ショッピングでのPCパーツ購入などで、この日使えるのは46万5700円とのこと。50万円に気を取られ、すっかり忘れていました。よって上限いっぱいをPayPay払い。
「ぺいぺいっ」という声が聞こえた瞬間、翌月の還元率が0.5%アップするという画面や6985円還元(1.5%還元)といったアナウンスで、スマートフォンの画面はお祭り騒ぎ。RPGでボス敵を倒してレベルアップしたような高揚感と共に、変な汗が止まりません。残金は別日にPayPayしますと口約束をして、店長の笑顔に見送られながら店を後にしました。購入時の様子を動画にしていますので、よかったらご覧ください。
こうしてバイクを注文した筆者。ですがバイクに乗るにあたり、ヘルメット以外にどのような装備が必要なのかよくわかりません。教習所でプロテクターを付けてください、とか手袋をするように、とは言われたのですが……。さらにナビやETCなどといったオプションにどのようなモノがあるのかもよくわかりません。そこで次回は納車までに揃えた方がよい装備品を店長に尋ねてみたいと思います。
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