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ライター栗原のアラフォーから始めるバイク生活 第1回

Honda「CBR250RR」がビッグマイナーチェンジしたのでキャッシュレスで注文!

2020年07月25日 17時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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 Hondaは7月23日、軽二輪国内トップクラスのスポーツ性能を誇る250ccバイク「CBR250RR」を大幅にマイナーチェンジすると発表。新型「CBR250RR」として、9月18日に発売します。

 価格はカラーによって異なり、グランプリレッド(ストライプ)が85万4700円(税込)、マットガンパウダーブラックメタリック、パールグレアホワイト、グランプリレッドが各82万1700円(税込)となっています。

新型CBR250RRのマットガンパウダーブラックメタリック

 アラフォーの筆者は学生時代にバイクブームの波にどっぷりハマりながらも、今までバイクに触れたことすらない初心者。ですが、仕事の足として常日頃バイクは欲しいと思っていました。そこで、新型CBR250RRの発売を期に、人生初バイクとして前金をキャッシュレス払いして予約注文! バイクデビューするとともに、今回から「初めてのバイク」として、このCBR250RRとの生活についてお伝えしていきたいと思います。CBR250RRについては勿論ですが、今後バイクの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

Hondaを代表する軽2輪スポーツバイク
CBR250RR

CBR250RR(写真は2017年モデル)

 CBR250RRは、昔でいうところの「レーサーレプリカ」と呼ばれるタイプに属するスポーツバイクです。鋭角的なフルカウルボディー、直列2気筒水冷エンジン搭載車両のなかでは最高出力を誇り、発売当時クラス初(当時のHonda調べ)となるスロットルバイワイヤシステムなどの機能を搭載し、2017年に登場しました。速さはもちろんのこと、剛性としなやかさを両立させた鋼管トラスフレームと、倒立フロントサスペンション、リアのプロリンクサスペンションを採用するなど、「操る楽しさ」が支持され、若年層を中心に多くのユーザーに人気の高いモデルです。

CBR250RRが採用する鋼管トラスフレーム構造のフレーム

250ccでは初(Honda調べ 2017年4月時点)となるスロットルバイワイヤシステムを採用

値段そのままに馬力アップ! 快適性も充実!

 今回のビッグマイナーチェンジでは、さらに性能の向上と扱いやすさを追及したとのこと。気になるエンジンは、新形状のピストンをはじめ、炭浸コンロッド、バランサーシャフト軸の小型化、点火時期、マフラーの内部構造など徹底的にリファインしたことにより、最高出力は3馬力アップの41馬力(1万3000回転)、トルクも2N・mアップの25N・m(1万1000回転)を達成!

 操作面の進化も見逃せないポイント。「クラッチレバーの操作が軽くなる」「急激なエンジンブレーキによるリヤタイヤのホッピングを抑える」ことに効果があるアシストスリッパ―クラッチ機構をモデル初搭載。握力の弱い方はもちろん、バイク操作に慣れない方でも安心してスポーツライディングが楽しめるそうです。

オプションでクイックシフターも用意

 扱いやすさの点でもう一つ注目したいのは、オプションでクイックシフター(2万5300円税込)が用意されたこと。クイックシフターとは、クラッチ操作を行なわずにシフトのアップダウンができる機構で、クルマで言うところの「セミオートマ」や「パドルシフト」みたいなもの。このクイックシフターは、現在のバイクレースでは当たり前の装備です。「そんなサーキット部品をつけてどうするの?」と思われそうですが、たとえば都心部の街中のような信号の多い場所では、クラッチを切って、シフト操作して……という作業が続くと疲れます。スポーツ走行でも街乗りでも、走りが楽しくなるアイテムといえるでしょう。ちなみにクイックシフターは従来のCBR250RRでは搭載不可だそうです。

CBR250RRグランプリレッド(ストライプ)

グランプリレッド

マットガンパウダーブラックメタリック

パールグレアホワイト

 先鋭的なボディーラインはそのままに、カラーリングはレタリングを中心に大幅に変更。さらにホイール色もブラックからゴールドへとチェンジ。よりスポーツ度が高まる意匠となりました。

 シャシーおよびサスペンション、そしてスロットルバイワイヤシステムによる、3モードの出力特性調整などは変更ないものの、全車ABSブレーキ搭載車へとラインアップが変更されました。このビッグマイナーチェンジ、見逃すわけにはいきません!

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