ユーザビリティーと冷却性能に注目、ゲームしやすいPCとは何かを追求したうえでの答え
GALLERIAが刷新したPCケースから伝わる、eスポーツ・PCゲームの相棒になるための“本気”
2020年07月10日 11時00分更新
サードウェーブのゲーミングブランド「GALLERIA」のゲーミングパソコンが、7年ぶりにPCケースを刷新し、新たな姿に生まれ変わった。7月10日から全国22の「ドスパラ」各店舗、ドスパラ通販サイトなどで予約および購入が可能となっている。
7月3日に開催された発表会で同社が語ったのは、ゲーマーの“相棒”をキーワードに、とことんeスポーツ・PCゲームプレイヤーがPCケースに何を欲しているのかを考えて開発したということだ。
そもそも、GALLERIAのPCケースの刷新は7年ぶりだが、2018年にeスポーツを何の問題もなく快適にプレイできるゲーミングパソコンとして「GALLERIA GAMEMASTER」が登場している。ではなぜこのタイミングでさらにGALLERIAのPCケースを刷新したのかというと、同社の活動から予想ができる。
eスポーツ・PCゲームをより多くの人に楽しんでもらうための新GALLERIA
GALLERIA GAMEMASTERが発表された際、同社の取締役副社長である榎本 一郎氏が「採算は度外視して、まずはeスポーツに投資する」と語っていたのが印象的だった。そして、同社が主に投資したのが、これからのeスポーツを担っていく高校生たちだった。
全国高校eスポーツ選手権など、高校生たちのためのeスポーツ大会を開催しているほか、全国の高校が対象のゲーミングパソコン&ディスプレーの貸し出し、さらに2020年度からは、ゲームプレイが快適にできるよう「サードウェーブ光」の提供も開始する。
以上のように、今後未来を担っていく高校生たちへ、PCゲーム、eスポーツを通じたコミュニケーションなどの楽しさをわかってもらうために活動してきたサードウェーブ。今後のeスポーツを担うというのは、もちろん選手を目指すのもそうだが、高校生のときの大会を通じて、今後もeスポーツに興味を持って観戦する、大人になっても競技タイトルを遊び続けるといったことも含まれる。
そういったプロを目指すだけでなく、より多くの人にeスポーツを、PCゲームを楽しんでほしい。そういった思いを込めて、幅広いラインアップを選択できるGALLERIAも、PCゲームを、eスポーツをとことん楽しんでもらうために刷新したのではないかと思っている。
今回、刷新されたGALLERIAの試作機をいち早く借りることができたので、新しいPCケースがどう生まれ変わったのかをチェックしてみたのだが、普段毎日のようにPCゲームをプレイしている私も、確かにこれはしっかりとゲーマーのことが考えられているなと感じる部分が多々あったので、その部分を中心に、新GALLERIAは何が変わったのかを紹介しよう。なお、試作機のため、販売開始時と搭載しているパーツが異なっている。その点については留意してほしい。
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