このページの本文へ

日本HP、クリエイター向けノートPCやVRヘッドセット新モデルを発表

2020年06月29日 16時30分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 日本HPは6月29日、クリエイター向けの薄型軽量設計ノートパソコン「HP ZBookシリーズ」とVR新製品「HP Reverb G2 VR Headset」などを発表した

 クリエイター向けノートPC「HP ZBook G7」シリーズとしては、NVIDIA Quadro RTX4000のモバイルワークステーション「HP ZBook Studio G7」とクリエイター向け15.6型ノートPCとして世界最小となる「HP ZBook Create G7」の2機種が用意される。

 第10世代インテルCoreプロセッサーとNVIDIAグラフィックスを搭載し、MIL-STD 810Gテストにも準拠。耐熱性に優れ剛性の高い液晶ポリマーブレードファンを組み合わせたカスタムメイドの冷却機構を搭載するなど高い冷却性能と静音性を実現し、クリエイター向けにBang & Olufsenがカスタムチューニングを施した150Hzのロールオフ・バス対応高性能スピーカーを搭載。狭額縁ベゼルの液晶やCNCアルミ筐体を作用。

 HP ZBook Studio G7は製造業や建設業でのデザインやリアルタイムレンダリング、VRまでの用途に向けた高い性能を持つ。HP ZBook Create G7は高精細 4K OLEDディスプレーも選択でき、4K/8K動画編集からYouTuber、3D CG、VRコンテンツ制作など幅広いクリエイターに対応できるとしている。価格はHP ZBook Studio G7が35万2000円から、HP ZBook Create G7が24万8600円から。いずれも8月下旬発売。

 HP ZBook Fireflyシリーズは、NVIDIA Quadro P520グラフィックスと最大6コアの第10世代インテルCoreプロセッサーを搭載、14型の「HP ZBook Firefly 14 G7」と15.6型の「HP ZBook Firefly 15 G7」の2製品を用意。また、4K UHDディスプレー搭載モデルも用意される。価格はHP ZBook Firefly 14 G7が20万3500円から、HP ZBook Firefly 15 G7が20万6800円から。いずれも8月上旬発売。

 VRヘッドセットのHP Reverb G2 VR Headsetは、Valveとの連携によりSteamVRプラットフォームにネイティブで対応した最新VRヘッドセット。Valveと共同開発をした新レンズは左右それぞれ2160×2160ドットのディスプレーとの組み合わせにより、明るさやコントラストが大幅に向上し、114度の広い視野角を持つ。VR空間オーディオへの対応や、最適化されたボタンレイアウトを持つコントローラー、4つのカメラによりコントローラーのトラッキング制度が2倍になり、外部センサーなしで6DoFに対応する。価格は6万5780円で、9月上旬発売予定。

 このほか、「HP ENVYシリーズ」にも第10世代CoreプロセッサーとNVIDIA GeForce RTXシリーズを搭載する新モデル「HP ENVY 15」「HP ENVY All-in-One 32」「HP ENVY Desktop TE01」など新モデルが登場し、7月上旬より順次発売される。

カテゴリートップへ