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Project Athena準拠の高水準Chromebook

Acer、3:2の13.5インチタッチ液晶(2256×1504ドット)搭載Chromebook Spin 713を発表

2020年06月24日 00時15分更新

文● ジサトライッペイ 編集●ASCII

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Chromebook Spin 713

 2020年6月23日、Acerはオンライン発表会「next@acer 2020 GLOBAL PRESS CONFERENCE」を開催した。そこで多数の新製品を発表したが、本稿ではChromebookの新モデル「Chromebook Spin 713(CP713-2W)」と「Chromebook Spin 311(CP311-3H)」を紹介したい。

 Chromebook Spin 713はIntel独自の検証プログラムを経たノートPCにだけ許される「Project Athena」印のChromebookだ。Project AthenaはIntelが設定した応答性やバッテリー駆動時間などの基準をクリアーした、ノートPCとして高水準なモデルのみが認定される。

 アスペクト比3:2の13.5インチタッチ対応IPSディスプレー(2256×1504ドット)を搭載。360度回転するヒンジでさまざまなスタイルで活用できる。CPUは第10世代Coreプロセッサー、メモリーは最大16GBでストレージには最大256GBのPCIe NVMe SSDを装備。なお、ディスプレーとタッチパッドはCorning社のGorilla Glassを採用しており、傷に強い仕様となっている。また、US MIL-STD 810G準拠の耐久設計で最大122cmの高さからの落下に耐える堅牢な設計もウリのひとつだ。

液晶が360度回転するヒンジを備え、さまざまなスタイルで使える

 インターフェースはUSB Type-Cポートを2基備え、どちらもUSB 3.2 Gen 1(最大5Gbps)とDisplayPort over USB-C、USB充電をサポート。ほか、HDMIやUSB 3.0、MmicroSDカードスロットも備える。通信系は2×2のWi-Fi 6(IEEE 802.11ax無線LAN)とBluetooth 5.0に対応する。重量は1.37kg、厚さ16.8mm。バッテリー駆動時間は10時間で高速充電もサポート。

 北米では7月に629.99ドルから、EMEA(欧州及び中東、アフリカ)では6月に699ユーロから販売する予定だ。

Chromebook Spin 311

 Chromebook Spin 311は11.6インチのHDタッチディスプレーを搭載。Spin 713と同様ディスプレーが360度回転するコンバーチブルスタイルだが、文教用の色合いが強く抗菌コーティングされたGorilla Glassを採用している。CPUはMediatekのMT8183で、重量は1kgと軽く、子供用に適したコンセプトで設計されてる。北米価格は259.99ドル(7月発売予定)から、EMEA価格は299ユーロ(6月発売予定)からとお手頃な価格帯になる見込みだ。

Chromebook Spin 713よりも小型・軽量で子供が使いやすいサイズ感を意識

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