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ユーザックシステムのRPAで実現した業務自動化の事例 第1回

社内のRPAやAI展開を支援する取り組みも

国分ビジネスエキスパート、ユーザックのRPA「Autoメール名人」導入でメール業務を効率化

2019年11月29日 11時00分更新

文● ASCII

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 ユーザックシステムは11月29日、同社のRPA「Autoメール名人」を国分ビジネスエキスパートが導入し、メール添付のExcelで提供される売上・仕入れデータの変換や、支払明細書のFAX送信業務を効率化した事例を発表した。

Autoメール名人のフロー画面

 Autoメール名人は、業務にメールをともなう一連作業の自動化に特化するというRPA。メーラーを内蔵するためメール業務を確実に自動化できるとするほか、取引先との大切なデータ交換にも安心して利用できるという。また、自社SEによるサポートも提供している。

 国分ビジネスエキスパートは、2015年にAutoメール名人を導入。これまで手作業で実施していた、メールのExcel添付で送られてくる月2500通の出荷情報を業界標準のフォーマットに変換する作業を自動化したほか、月8000件にのぼるFAX送信業務自動化でも効果を上げたという。

 また、RPAを当該業務に活用するのはもちろん、時間と手間がかかる業務を抱える部署にRPAやAI展開を支援する仕組みも作り、全社的に業務効率化とDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組んでいるとのこと。

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