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猫背が「コロナうつ」を招く?自宅でできる解消ストレッチは小顔効果も

2020年05月31日 06時00分更新

文● 藤野ゆり(ダイヤモンド・オンライン

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Photo:PIXTA

慣れない在宅勤務や長期化する自粛生活、そして日増しに高まる不安感。新型コロナウイルスの影響で気分が落ち込みやすくなったという人は少なくないだろう。そんな「コロナうつ」をより引き寄せやすくなるのが、「猫背」の人。なぜ猫背がうつを招くのか?(清談社 藤野ゆり)

在宅勤務は猫背になる原因が
そろっている

 在宅勤務(テレワーク、リモートワーク)への切り替えが推奨され、個々の働き方が少しずつ変化してきた。在宅勤務にはメリットも多いが、家にこもりきりだとコミュニケーションが少なくなり、気分転換も難しい。人によっては、いつもより集中できない、やる気が出ない、といった声も聞こえてくる。

 ただでさえ不安をあおられる日々の中、「コロナうつ」という言葉まで飛び出している。ずっと家にいて気分がふさぐ……そんなときの対策法は何かないのだろうか。

「なんとなく最近、憂鬱な気分が続いているという人は姿勢を見直してみるといいかもしれません」

 そう話すのは、『自分史上最小の小顔になる』(KADOKAWA)の著者で人気美容整体師の川島悠希さんだ。

「長時間座って仕事をする場合、同じ姿勢でパソコンやスマートフォンを見ているとだんだん頭が下がっていき、首が前になって自然と背中が丸くなってしまう人が多いんです。背中が丸まると顔がうつむきがちになり、両肩が前に出て猫背や巻き肩を引き起こします。骨盤は後ろへ傾き、背骨や首の骨のラインが崩れるので、血液の流れや代謝が悪くなってしまうんです」

 自宅作業は周囲の目がない分、姿勢も崩れがち。長時間同じ姿勢で座り続け、体を動かす機会も減っているとますます猫背は加速していく。さらに、常態化した姿勢の悪さが血液循環を滞らせ、さまざまな体の不調につながるという。

「姿勢が悪いと体のあちこちに負荷がかかり、肩こりや腰痛、頭痛の要因にもなります。また猫背の人は呼吸が浅くなり、自律神経にも影響を及ぼす可能性があります。メンタル面にもいい影響がありません。猫背を解消することで、イライラやうつうつとした気持ちが改善されるかもしれないのです」

6つの項目で
猫背をチェック

 普段から自分の姿勢を意識している人はほとんどいないだろう。特に無意識で猫背になってしまう人は自覚症状がないことも。まずは自分が猫背気味ではないか、以下のチェックリストで確かめてほしい。川島さんによると1つでも当てはまれば、猫背の傾向があるという。

・立ち姿勢で横から見たときに首が前に出ている
・自然に立ったときに手のひらが後ろに向いているのがラク
・壁に背骨を当てて立ったときに肩が壁につかない
・肩こりがひどい
・深呼吸をするときに思いっきり息を吸い込みにくい感じがある
・靴のかかとの外側がすり減っている

 在宅勤務や自粛生活が続くことで今まで以上に運動不足になり、筋肉は弱っていく。正しい座り姿勢をキープし続けることは意外と難しい。川島さんは椅子に座っているときの姿勢を見直すことから始めるよう勧める

「自分にとってラクな姿勢をとっていると自然と骨盤は後傾し、背骨の丸まった猫背状態になっています。椅子に座るときは、骨盤をまっすぐ立てることを意識しましょう。具体的には椅子に深く腰掛け、頭を天井から1本の糸でつられているイメージで背骨を伸ばします。腰を反ると、骨盤が前傾してしまうので注意してください」

また、猫背解消には首、肩甲骨、背中にかけて大きく広がる筋肉「僧帽筋」を鍛えることが効くという。僧帽筋は普段動かすことが少なく、長時間のデスクワークなどで硬くなっている人が多い部分だ。僧帽筋に効くストレッチについても教えてもらった。

「まず、右の肩を左の手のひらで包み込むように押さえます。そのまま頭をゆっくりと左側に倒すと同時に、左手で右肩をグーッと押し下げていく。このまま90秒間キープしてください。ゆっくり戻して反対側も同様に。首を倒すときは真横よりも斜め前に倒すと、僧帽筋をより伸ばすことができます。呼吸は止めないようにしましょう。大きな筋肉なので、ここをほぐすことで上半身の筋肉が緩み、猫背が解消されやすくなります」

実は猫背の解消は、思わぬ美容効果も期待できるという。それが、川島さんが得意とする「小顔」術である。

「猫背で首が前に出ていると顔の老廃物や水分がうまく排出されなくなり、顔は常にむくんだ状態になります。顔のむくみ、たるみは一気に老けた印象を与える原因に。猫背を解消し、滞った流れを改善して、すっきりしたフェースラインを手に入れればアンチエイジングにもつながります」

 家にいる時間が増えた今こそ、日常の習慣を少しずつ見直してみてはどうだろう。

※本記事はダイヤモンド・オンラインからの転載です。転載元はこちら

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