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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第92回

iPad Pro+Magic Keyboard、重さと充電の減りが課題

2020年04月22日 16時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura) 編集● ASCII

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●ちらつくMacBook Air

 筆者は仕事の大半をiPad Proでする #iPadOnly な生活を送っています。その点からMagic Keyboardがアクセサリとして登場したことは、プラスでしかないのです。ほとんど起動しないMacとiPadの組み合わせが長らく続いてきましたが、ではMagic Keyboard目当てで12.9インチモデルのiPad Proを新調すべき! と多くの人におすすめしないかもしれません。

 たとえばメインマシンがない場合、iPad Proではなく、MacBook Airの方がおそらく汎用性が高く、オフィスアプリからプログラミングまで幅広くカバーできるでしょう。そしてiPad Pro 12.9インチとMagic Keyboardを合計した重さより、MacBook Air単体の方がわずかに軽く、かなりオプションを積まないとiPadと同じ金額にならないほど、MacBook Airは安い価格が設定されています。

 その点、モバイル性、システム重量の軽さを考えると、これからiPad Proを考えている人は、11インチモデルとMagic Keyboardの組み合わせの方が、良さを実感しやすいのではないでしょうか。個人的には、リターンキーやその周辺の記号キーが細くなってしまうので、やはり12.9インチのMagic Keyboardの方が「完全体」だと思うのですが……。

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