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声優・小岩井ことりさんが企画・開発に参加

オウルテック、有線・無線を切り替えられる完全ワイヤレスイヤホン「KPro01」の一般販売を決定

2020年04月15日 13時00分更新

文● ASCII

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 オウルテックは4月15日、完全ワイヤレスイヤホン「KPro01(ケープロゼロワン)」の一般販売が決定したと発表。一般販売分の発売日は未定。

 ラインナップは、「KPro01標準セット」(KPro01本体、USB Type-C充電兼有線接続ケーブル、専用ポーチ。市場想定価格2万1780円)と、「KPro01 シルバーケーブルセット」(標準セット+導線に銀メッキ銅を採用した3.5mmステレオミニ接続ケーブル。市場想定価格2万5080円)。

 また、シルバーケーブル(市場想定価格6028円)と、専用ポーチ(市場想定価格2728円)も単品でラインナップする。

 KPro01は、有線接続と無線接続を切り替えられる2WAY仕様の完全ワイヤレスイヤホン。2月19日に「Makuake」において、目標金額300万円、期限を4月29日としてクラウドファンディングを開始したところ、45分で1000万円を突破。これを受け、一般販売を決定したという。

 「音楽ゲームのプレイ時や動画などを視聴する際に、映像に対する音の遅延が気になる」というユーザーの声をもとに、「遅延のない有線イヤホンとしても使える完全ワイヤレスイヤホン」をコンセプトに開発したという製品で、企画・開発には、声優の小岩井ことりさんが参画している。

 小岩井さんは、有線と無線の接続が切り替えられるという製品構成の提案から、サウンドのチューニング、デザイン策定まで関わっているとのこと。

 6mm径のダイナミックドライバーを搭載し、音楽ゲームを気持ちよくプレイできるよう、ドラムのキックの厚みやハイハットの抜けの良さに注目したチューニングを施したという。

 ハウジングの形状には、カスタムIEM風のデザインを採用し、「自分だけのモノ」という雰囲気を醸し出したとのこと。また、ハウジング表面には耐水性のあるナノコーティング塗装を施しているため、多少の雨やエクササイズ時にも安心して使用できるとしている。

 Bluetoothチップにはクアルコム製のSoC「QCC3020」を採用したほか、アンテナ設計の最適化により安定した通信を実現したとうたう。対応コーデックは、SBC、AAC、aptX。Bluetooth 5でデバイスと接続する。マルチペアリングは3台まで。

 バッテリー容量は40mAh(片側)。約2時間の充電で、約5~8時間の連続再生が可能。充電には、有線接続ケーブルも兼ねた専用のUSB Type-Cケーブルを使用する。

 有線接続時のコネクターにはカスタム2ピンを採用。導体に銀メッキ銅を採用したシルバーケーブル(再生機器側の端子は3.5mmステレオミニジャック)はもちろん、市販ケーブルに交換して音質チューニングを楽しめるという。

 そのほかのスペックは、再生周波数帯域が20Hz~20kHz、インピーダンスが16Ω、対応プロファイルがA2DP、HFP、HSP、AVRCP。

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