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簡易水冷型CPUクーラーが組み込まれたNZXTの「H1」はMini-ITXケースの革命児だ

2020年04月10日 16時30分更新

文● 竹内亮介 編集●北村/ASCII

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めんどうなケーブル配線を考える必要がなく
組み込みは容易

 ここからは実際に組み込み作業を行なっていこう。今回組み込んだパーツは下記の通りだ。

テスト環境
CPU Intel「Core i7-9700K」
マザーボード GIGABYTE「Z390 I AORUS PRO WIFI(rev. 1.0)」
メモリー CFD販売「W4U2666CM-8G」
(DDR4-2666、8GB×2)
ビデオカード GIGABYTE「GV-N206SWF2OC-8GD(rev.2.0)」
(GeForce RTX 2060 SUPER)
SSD Western Digital「WD Blue SN550 NVMe WDS500G2B0C」
(M.2、500GB)

マザーボードはGIGABYTEの「Z390 I AORUS PRO WIFI(rev. 1.0)」。6+2フェーズの電源回路設計で安定した電力を供給するほか、Bluetooth 4.2に比べて約4倍の速さを誇るBluetooth 5を実装する。実売価格は1万9500円前後

ビデオカードはGeForce RTX 2060 SUPER搭載のGIGABYTE「GV-N206SWF2OC-8GD(rev.2.0)」。ファンを互い違いに回転させてエアフローを最適化するオルタネートスピニングファンを搭載する。実売価格は4万6000円前後

メモリーはDDR4-2666MHzのCFD販売「W4U2666CM-8G」。8GBモジュールの2枚組で、実売価格は8000円前後

SSDはWestern Digitalの「WDS500G2B0C」。WD Blue SN550 NVMeシリーズに属する500GBモデルだ。実売価格は9000円前後

 電源ユニットとマザーボードの隙間は狭かったが、24ピンメイン電源ケーブルの「あまり」がほとんどないため、メモリーに干渉したり、ほかのケーブルを差すときのジャマになったりすることはない。

 このほかEPS12V電源ケーブルや、ケースの各種ヘッダケーブルもドンピシャという位置関係と長さであり、延長ケーブルで補う必要はなかった。

各パーツを組み込んで前面からみたところ。こちらからはライザーケーブルをマザーボードに差したり、PCI Express電源ケーブルをビデオカードに差したりする

背面から見たところ。ファンケーブルやEPS12V電源ケーブルなどの接続を行なう

 CPUクーラーは、前述した通り側面のフレームにすでに取り付けられた状態だ。あとはマザーボードに固定用のバックプレートを取り付け、そこに水冷ヘッドを固定すればいい。

 水冷ヘッドとラジエーターやファンの隙間は実測値で約1.5cm。とはいえ、水冷ヘッドとラジエーターをつなぐ冷却液の循環パイプにも「あまり」はなく、PCケース内部でジャマになることはなかった。

ファンは吸気方向に設置されており、メッシュ構造の右側板から外気を取り込むエアフローになっている

 ビデオカードを利用する場合は、付属のライザーケーブルをマザーボードのPCI Expressスロットに差し、ビデオカード用のスペースにビデオカードを組み込む。

 電源ユニットはフルプラグインタイプで、必要なケーブルだけを差せばいい。開封時には24ピンメイン電源ケーブルやEPS12V電源ケーブル、PCI Express電源ケーブルやSerial ATAケーブルなどが接続済みの状態だが、M.2対応SSDのみで利用するならSerial ATAケーブルなどは外してもかまわない。

電源ユニットはフルプラグインのSFX対応モデルだ

 内部は狭いが、見通しがよく、どこになにを組み込めばいいのかよくわかる。また小型ケースへの組み込みでは、ケーブル配線が大きな問題になりやすい。しかしH1では、ケーブルの長さや配線のレイアウトを工夫することで、この問題をおおむね解決している。

 マザーボードのレイアウトによっては、延長ケーブルを組み合わせる必要も出てくるが、今回使用したGIGABYTEのマザーボードはMini-ITX対応マザーボードとしては一般的なレイアウトを採用している。多くのマザーボードで、H1の優れた構造と配線の恩恵を受けられると考えてよさそうだ。

ほとんどのケーブルが整理済みかつジャストサイズなので、ケース内部でジャマになることがない

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