とても絵になる下仁田葱とネコ
翌年は高崎市で遭遇。めちゃきれいなシャム猫(に見えるけど違うかもしれない)が2階の縁にちょこんと座ってたのである。
なんか毛並み良さげな猫と背景の今にも崩れそうな古い家屋のギャップがたまらん。つい、建物を中心に撮ってしまった。
近くへ寄ってみると、めちゃいい顔をしてる。このあたりで飼われてるのだろう。
今年の猫は富岡市の八百屋猫。見知らぬ土地へ行った時、ついそこにある昔から開いてそうな古いお店が気になるのである。店構えや品揃えにその土地らしさを感じるのだ。繁盛しているなら繁盛っぷりに、寂れていたら寂れっぷりに心惹かれる。
そんな中、地元相手に野菜を無造作に売ってる八百屋があるなと思ったら、その前を猫が歩いてくるではないか(冒頭写真)。このお店の猫のようでいったん店に入っていったのだけど、猫にカメラを向けてるわたしを見てじいさんが呼んでくれた。
実に人なつこい猫でこっちがしゃがんでじっとしてると、近くの寄ってきて撫でさせてくれる。よい猫である。そして目が合ったとき、後ろに下仁田葱が。上州といえば下仁田葱、この瞬間を撮りたいと思ったのだが、左手は猫を撫でてるので右手しか空いてない。咄嗟に一番はやく取り出せるiPhoneを構えたのだった。
こういうとき、猫認識AFを持ってるiPhoneはありがたい。とりあえず猫がいたらそこにピントが来てくれるから。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を防ぐために人が居る場所への外出を避けたい昨今、今まで撮った写真を整理するチャンスですよ。
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筆者紹介─荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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