実際の書き味をチェックしてみた
パッケージを開けると、モバイルバッテリー本体とUSB Type-Cのショートケーブル、取説が出てくる。どちら側が表か裏かは分からないが、本体上部にはメモを筆記する専用のスタイラス(電池不要)が収納されている。
実際にワンプッシュして、スタイラスを取り出して電子メモに筆記してみた。ブギーボードやその類似商品を100%以上購入している筆者の第一印象は、オリジナルのブギーボードの少しにじむようなボールド文字で、視認性の高いイメージとは多少異なるものだった。
メモバッQiリーはそこそこファインな細字で、暗い部屋などでは多少視認度の低いタイプだ。感覚的には、秋葉原の裏通りで1000円前後で販売されている中華製なんちゃってブギーボードに近いだろう。筆跡の色の好みは好き嫌いが分かれるが、淡いブルーかグリーンに近いグレーカラーだ。
電子メモそのものは、決してクオリティが低いわけではないので、あくまで好みの問題だ。モバイルバッテリーと背中合わせの構造なので、厚さは14mmほどあり、オマケに背面の「Qiバッテリー」側中央には、ワイヤレス充電用のゴムのクッションが少し出っ張った位置にある。机などの上にメモバッQiリーを平置きにしてスタイラスで筆記するには、多少ガタガタとしてしまう。使い方の推奨としては据え置き型ではなく、手持ちで筆記するイメージだろう。
ご存知の通り、安価なブギーボード系の電子メモの多くは内部ストレージを持っていないものが多く、筆記した内容を記録するにはスマホで撮影して残しておくのが常套手段だ。残念ながら多くの電子メモは筆記面が黒く、筆記文字はグレー系となり、コントラスト差と共に筆記面の反射もあり、なかなか綺麗には撮影できないのが厄介だ。
ただすでに多くの先行メーカーが自社の電子メモに合わせて、画面撮影用のユーティリティアプリをGoogle PlayやAPP Storeにアップしており、それらを流用することで電子メモ上の手書きテキストの撮影が、上手く行くことも多い。
今回もブギーボード系のBlackboardというAndroidアプリを利用してやってみた。ほかにもいろいろ使えそうな類似のアプリが存在するので、好みに合った使いやすく便利なアプリを見つけると良いだろう。
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