猫認識機能とズームも合わせて使えば
どんなところでも撮りやすくなる
顔がみえないとダメなのだけど、顔検出しないときは自分でシャッターを押せばよいだけである。横顔は認識してくれないので自分でシャッターを押したの図。逆光ならではの光の輪郭がポイント。
次も横顔猫。住宅街を歩いてたら車の下に猫がいたのである。車の下を覗き込んでうろうろしてたわけじゃなくて(それじゃあ不審者だ)、車の下に足先だけがちょろっと見えたのだ。
そこで1〜2歩離れて(猫にバレないようにこっそり撮りたかったから)しゃがんでモニター開いてペットモードに。これは30倍ズームくらい。83倍もあるとほどよい構図でピタッと止められるので便利。
今回の最後の1枚はうちの猫。ペットモードでペットを撮る。でもつい普段は撮れない望遠にしちゃうよね、ってことで、日向で寝ているうちの大五郎を望遠で。望遠だからこそ気づかれずに顔のアップを撮れるのである。冬の猫は日向に出てきてくれるので楽しいのだ。
COOLPIX P950ってデカいけれども、これだけ自在にズーミングできると楽しい。コンパクトデジカメの市場が縮小して久しいけれども、こういう個性的なカメラは生き延びて欲しいと思うのである。で、猫AFを搭載したZシリーズもこの連載で取り上げる予定なので乞うご期待。わたしも期待してます。
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筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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