5つあるカメラの使い分けを解説
1億画素センサーの話はこの辺にして、それ以外のカメラの話を。何しろ5つも並んでて、しかも全部画素数が違うのだ。カメラを複数持って広角だとか望遠だとか切り替えても、出力される画像のサイズは同じなのが常識だと思ってるとびっくりする。
メインの広角カメラでは6016×4512ピクセルの2700万画素なのに、超広角カメラで撮ると2000万画素の5184×3880ピクセル、2倍のポートレートカメラで撮ると1200万画素の4032×3024ピクセルになり、さらに望遠カメラで撮るとセンサーは500万画素なのに出力は約800万画素の3264×2448ピクセルになるのだ。スペック表を見るとこの望遠カメラだけ、何倍に相当するのか書いてない(カメラアプリでは5xと表示されてるので5倍といっていいと思うけど)。ややこしい。
こうしてみると、画素数で殴りながら、でも「スマホのカメラなんだから画素数なんて細かい事は気にするな、そのときどきに最適なカメラで撮れ」と言われてるようで面白い。
まてよ、この画素数なら108Mモードで撮ってそれを800万画素相当でクリップしたのと画素数的には変わらないんじゃね? だったらわざわざ望遠カメラを積まなくてもなんとかなるんじゃね? と思ったのだけど、等倍で見比べてみると、望遠カメラで撮った方がディテールまでちゃんと写っていたのであった。
なるほどなあ、である。せっかくのポートレートカメラなので人物撮影も。1200万画素でF2.0。
ポートレートモードにすると背景ぼかしをかけた写真を撮れる。
あとからぼかしレベルを変えることもできる。
さてもうひとつ、5番目のカメラがある。マクロカメラである。これの画素数は200万画素。ギリギリまで近づいて撮れるけど、200万画素。
でも200万画素なら通常の写真モードでギリギリまで寄って撮ったものをクロップしても結果はあまり変わらない。存在としてはちょっと微妙かなと思う。マクロ専用カメラというアイデアは面白いのだけど。
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