Intelメインストリームの最上位Core i9-9900KS+GTX 2070 SUPER搭載の「G-Tune HP-Z」 でゲームの性能をチェックしてみた
G-Tune HP-Zの性能をチェック!
さっそく、実力のほどをチェックしてみた。まずは基本的なところから見ていこう。CPUの性能を確認する「CINEBENCH R20」から。
ご覧の通り8コア/16スレッドでかつ、基本動作周波数が4GHzと高いため、5000ptsに迫る数値を叩き出している。マルチスレッド対応のアプリならかなり威力を発揮するだろう。
続いて、ストレージ周りとしてSSDとHDDの読み書き速度を「CrystalDiskMark 7.0」でチェックしてみた。
結果は、SSDはシーケンシャルリードが約1740MB/秒、シーケンシャルライトが約1461MB/秒とミドルクラスの性能。HDDのほうは、シーケンシャルリードが約198MB/秒、シーケンシャルライトは約190MB/秒と、SATA3接続としては標準的な仕様だ。
今回試用した製品はベースモデルのため、より高性能なストレージや容量を選択できる。また、HDDだけでなくSATA3接続のSSDも追加可能。予算に合わせてカスタマイズできる。
続いて、グラフィック性能を見る「3DMark」を実行してみた。DirectX 12を使用した「TIME SPY」と4K解像度対応の「TIME SPY EXTREME」。そして、DirectX 11を使用した「FIRE STRIKE」と4K解像度対応の「FIRE STRIKE ULTRA」で計測している。
結果は、「TIME SPY」のスコアで1万超え、「TIME SPY EXTREME」でも5000に迫る結果で、4K解像度でも十分快適に遊べるレベル。また「FIRE STRIKE」のスコアでは2万2000超え、「FIRE STRIKE ULTRA」でも約6200と十分高い性能を示している。
こちらも、標準ではGeForce RTX 2070 SUPERだが、よりハイスペックな2080 SUPERや2080Tiも選択できるので、よりハイパフォーマンスを求めるならカスタマイズするといい。
4K画質ゲーミングの性能も確認
ゲームのベンチマークテストも行なってみた。まず定番の「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」では、画面サイズ(解像度)を1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K-UHD)の3種類、画質は最高品質に設定して計測している。
結果は、3840×2160ドットでスコアが8407と「非常に快適」レベル。最低フレームレートは20だが、平均は約56.5と60をちょっと切るレベルで、FF14のようなゲームなら十分快適に遊べるはずだ。
次に、基本無料で遊べるバトルロイヤルゲーム「Apex Legends」でプレイ中のフレームレートを計測してみた。長く親しまれ現在はシーズン3のこのゲームは、好きなレジェンドを選択し、それぞれの固有スキルを生かして戦いに挑むFPS。4K解像度の最高画質でプレイし、フレームレートは「Flaps」を利用して最大、最小、平均値を調べた。
結果は、最小が25fps、平均は約56.7fpsでやや60fpsを切った。通常はフルHD解像度で極力フレームレートを上げてプレイするため、解像度を変えれば十分快適にプレイできるだろう。
続いて、オープンワールドタイプのミリタリーシューティングゲーム「ゴーストリコン ブレイクポイント」でチェックした。絶海の孤島を部隊に、サバイバルと戦闘を繰り広げるシューターで、状況にあわせた戦略を考えつつ、生き残りをかけて戦う、やや重めのゲームだ。今回は、4K解像度でグラフィックをウルトラ画質にしてゲーム内ベンチで計測している。
結果は最小fpsが約29.6、平均fpsは約35.7とやや重い。解像度を落としたり画質をワンランク落とせば、かなり快適にプレイできるだろう。
3本目はイラストチックなCGが魅力的な「Borderlands 3」。古代の宝「ヴォルト」を見つけ出し一攫千金を夢見るハンターを操り、銀河最悪の輩たちを蹴散らして銀河を守るというストーリーの、DirectX 12を使用したシューティングRPG。4K解像度でグラフィックを「バッドアス」にしてゲーム内ベンチで計測した。
結果は、平均fpsが30.73と今回試してみたゲームの中では一番重い結果に。プレイできなくはないが、シューティングゲームとしてはちょっと厳しい。もともとバッドアス設定はやめたほうがいいと注意書きがされるぐらいなので、ワンランク落としてプレイすると良いだろう。
最後は、昨年11月にPC版が発売された「レッド・デッド・リデンプション2」。4K、HDRに対応しアメリカ西部開拓時代の雰囲気を緻密に描き出している。4Kで美麗なグラフィックでプレイするにはかなりのスペックが必要で、このマシンでどこまで表現できるかに注目した。こちらもゲーム内ベンチで、結果は以下の通りだ。
フレームスコアが8925で評価はB。平均fpsは52で、最小fpsは41。今回チェックしたゲームの中では意外と高めのfpsとなったが、プレイするならあともう一歩といったところか。
今回のゲームによるベンチマークテストは、解像度も高くかなり負荷をかけた状態での結果だったので、数値がそれほど高くならないのは織り込み済み。そんな中でも平均値が30fpsを切らなかったのは、ちょっとだけ設定を見直せばどんなゲームでも快適にプレイできることを意味する。
標準モデルでもこれだけのパフォーマンスを発揮する「G-Tune HP-Z」は、マジなゲーミングマシンを求めているユーザーにはもってこいの仕様と言っても過言ではない。今ならガラスサイドパネルとLEDメモリが無料で追加されて・税込み28万9080円。BTOだからさらなる高みを目指してもよし。自分で0からマシンを組むより断然安く仕上がるので、予算に合わせてぜひカスタマイズしてほしい。
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