PS4やXbox Oneを組み込んだPC「BIG O」が北米で注文が可能に
この他、昨年7月に買収した、北米市場において高性能なオリジナルPCを展開するORIGIN PCからは、PS4やXBox OneをPC本体に組み込んだ第2世代の「BIG O 2020 Edition」が発表された。同製品は、CORSAIRのCARBIDE 280Xに水冷PCと、PS4またはXbox Oneのロジックボードを水冷化して収めた2-in-1タイプのデスクトップゲーミングシステムで、北米市場では2,499ドル(最小構成価格、約27万3500円)から注文が可能になっている。
ただし、ORIGIN PC製品については、「しばらくは従来通り北米市場を中心とした製品展開を計画しており、海外展開は今後の状況を見てとなる」(同社CEO、Kevin Wasielewski氏)と言うことだ。その一方で、今後の製品については、CORSAIRの本格水冷システムであるHydro Xを積極的に採用すると共に、ORIGIN PC向けのケース開発にも関わっていくとして、同社のシナジー効果を高めていく意向を示す。
また、CORSAIR社は昨年12月に高性能ゲームコントローラベンダーであるScuf Gamingを買収した。Scuf Gamingは、PS4やXbox向けに、より緻密かつ個人の好みに応じてカスタマイズしやすいように設計されたコントロールパッドを展開し、2011年の創業から、すでに100万台以上の出荷実績を持つほか、Call of DutyやNBA、MLSなどのeSportsリーグでも採用されているのだと言う。
現時点では、同社コントローラの日本市場参入については未定となっているが、担当者は「CORSAIR傘下に入ることで販売ルートが確定されることも期待している」としている。
この他、CORSIARの製品展示では「CONCEPT ORION」と呼ぶPCシステムを展示。強化ガラスパネルにDOMINATOR PLATINUM RGBに採用された小型かつ高輝度なCAPELLIX LEDを埋め込み、iCUEを介してさまざまな照明効果を楽しめるPCケースのコンセプトモデルも披露した。
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