ファーウェイ通信 第114回
手軽に着けられて、フィットネスや睡眠モニタリングなど機能も豊富
GPS内蔵がスゴいウェアラブル端末「HUAWEI Band 4 Pro」レビュー!
2020年01月17日 11時00分更新
スマートフォンやタブレット、PCなど、ジャンルが広がっているファーウェイ製品を詳しくレビューする「ファーウェイ通信」。今回はウェアラブル端末「HUAWEI Band 4 Pro」「HUAWEI Band 4」の2モデルを紹介する。視認性のいいカラー表示のディスプレー、運動の効率をアップさせる心拍数モニタリング、軽くてコンパクトな本体サイズに加えて、HUAWEI Band 4 ProにはGPSも内蔵! フィットネス用途での機能を中心に見ていく。
リストバンド型で気軽に装着可能な「HUAWEI Band 4 Pro」
バッテリー長持ちが魅力
これまで主にスマートフォンで地位を築いてきたファーウェイだが、同社は以前からウェアラブル端末にも力を入れており、ラインアップは充実している。その中でも「HUAWEI Band 4 Pro」は、軽量かつ小型の本体で、気軽に装着できるリストバンド型の上位モデル。日々の活動量を知るだけでなく、フィットネス用途でも活躍してくれる。
まずは、その特徴を見ていこう。見やすいカラー表示でタッチ対応の有機ELディスプレーは、画面サイズが0.95型(解像度は240×120ドット)。リストバンド型としては大画面の部類に入るため、タッチ操作はしやすい。トレーニング中に表示を確認する際の視認性も良好だ。
時計の文字盤(ウォッチフェイス)は変更が可能だ。ファーウェイ公式の「Huawei Health」アプリからアクセスする「HUAWEI Watch Face Store」にて、100種類以上のウォッチフェイスから好きなものをダウンロードし(※1)、その日の気分や服装に合わせて選択できる。
※1:ウォッチフェイスのダウンロードはAndroidのみ対応。今後ラインナップを追加予定。
バッテリーについては、通常使用で約12日間(※2)、GPS使用時(※3)は約7時間の利用が可能とのこと。ウェアラブル端末を使う上で気になるのは充電の手間。実際に使おうと思ったときに電池が切れていたのでは習慣化が難しい。しかし、本機であれば毎日のように充電する必要がないのでその心配は不要だ。これは大きなメリットと言える。
※2:※HUAWEI TruSleep™と心拍数の継続的監視を無効、手首を挙げて画面起動をOFF、1日30回画面点灯。
※3:ファーウェイラボのデータに基づいています。1日30回程度の画面点灯、睡眠・心拍数モニタリングをOFF、「手首を上げて画面を起動」モードをOFFにした際のバッテリー持続時間です。実際の使用状況によって変動します。
本体重量は約12g(ベルトは含まず)。ベルト込みでも約25g(筆者による実測値)という軽量設計も、HUAWEI Band 4 Proの特長。ベルト部分はシリコン素材で、睡眠時に装着しても違和感の少ない自然な着け心地だ。
カラバリはシナバーレッド、グラファイトブラック、ピンクゴールドの3色。ピンクゴールドのみ、本体部分がゴールドになっている(残りの2つはブラック)。いずれも落ち着いた色合いで、主張しすぎないデザインだ。

この連載の記事
- 第138回 スマホ・PC・オーディオ、多彩なファーウェイ製品を連携させて日常生活で活用する!
- 第137回 巣ごもり時代だからこそ! 健康管理に役立つファーウェイのウェアラブル端末 タイプ別レビュー
- 第136回 強力8コアRyzen搭載の薄型実用派PC「HUAWEI MateBook 14」の性能に接近
- 第135回 ファーウェイの最上級完全ワイヤレスイヤフォン「HUAWEI FreeBuds Pro」レビュー
- 第134回 薄型&約1.0kgのモバイルPC、ファーウェイ「HUAWEI MateBook X 」に注目!
- 第133回 小型なのに大画面、新スタイルのファーウェイのスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT」レビュー
- 第132回 独自UI「EMUI 11」により、さらに進化したファーウェイ製スマホの機能を見る
- 第131回 高級感アップのファーウェイの新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」レビュー
- 第130回 使い方を決めて親に渡すと便利そうなファーウェイのスマホとタブレット
- 第129回 Ryzen搭載で8万円切りの高性能モバイルPC「HUAWEI MateBook 13 AMD」レビュー
- 第128回 Wi-Fi 6対応! ファーウェイ製高性能無線LANルーター「HUAWEI WiFi AX3」レビュー
- この連載の一覧へ