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試用機はCore i7-8565U、16GBメモリー、1TB SSDなどを搭載

ハイスペックな最軽量2in1モバイルノートPC「LIFEBOOK WU3/D2」で働き方改革! スペックカスタマイズも豊富

2019年12月28日 09時00分更新

文● 林祐樹(@necamax) 編集●市川/ASCII

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「LIFEBOOK WU3/D2」

 富士通クライアントコンピューティングのモバイルノートパソコン「LIFEBOOK WU3/D2」が2in1コンバーチブルであることや1kgを切る軽量、アクティヴペンを内蔵可能といっ点については前回の記事で触れた。2回目ではLIFEBOOK WU3/D2の性能面を中心にチェックしていく。

 LIFEBOOK WU3/D2の試用機に搭載されたCPUはCore i7-8565U。2019年12月時点の最新CPUではないが、モバイル向けCPUとしてはまだ十分に現役だ。そのほかの構成は16GBメモリー、1TB SSDとなり、Windows 10 Pro(64bit)も採用。オンライン上のカスタマイズで見ると、もっとも高性能な設定となっている。ちなみに、カスタマイズについてはメモリーとストレージの選択肢が多いため、予算や使用するアプリケーションに合わせやすい。

 基本構成のウェブ価格は19万2080円からと狙いやすいモバイルノートパソコンとなっている(12月26日時点)。22%OFFのクーポンを適用すれば14万9822円になり、カスタマイズでメモリーやストレージをおトクに増やすチャンスといえる。なお、試用機のウェブ価格は33万2180円だが、22%クーポンを適用すると25万9100円で購入できる(12月26日時点)。

コンパクトなACアダプターもポイント。オプションで50Whバッテリーを選択すると約19.5時間にまで延ばせる

 バッテリーのオプションもあり、外での使用率が高いのであれば、50Whバッテリーを選ぶことで約9.3時間から約19.5時間にまで延ばせる。

 ベンチマークを見ていこう。「CINEBENCH R20」から見ていくと、CPUは1189ptsとなった。第10世代と比較するとさすがに低いスコアなのだが、オフィスアプリケーションや簡易な写真・動画編集といった用途であれば、十分に快適な動作をしてくれる。本記事作成にあたり、ビジネスでよく使用されるアプリケーションを使用してみたが、レスポンスが気になることはなかった。これは、高速なストレージの影響も大きい。

「CINEBENCH R20」の計測結果

 ストレージ性能は「CrystalDiskMark 7.0.0」で計測した。その結果は以下の通りで、読み込みのスコアの高さが目立つ。逆に書き込みは、M.2 ストレージからすると遅いのだが、スコアとしては十分な速さだ。とくにビジネスシーンの場合、読み込み性能が大事なケースが多いため、書き込み速度が気になることはまずないだろう。

「CrystalDiskMark 7.0.0」の計測結果

 もっぱらノートパソコンの多くはUHS-I対応止まりなのだが、LIFEBOOK WU3/D2のSDカードリーダーは書き込み・読み込み性能の高いUHS-IIに対応しているのもポイントだ。もし予算的にストレージを256GBか512GBにしなくてはならない場合、SDカード側を保存先として使用しやすくなる。動画や画像といったストレージ消費量の多いファイル置き場に最適というわけだ。これもCrystalDiskMark 7.0.0で計測してみたところ、以下のように、シーケンシャルはHDDよりもよい結果となった。ベンチマークに使用したSDカードはSONY SF-G64T(読み込み速度は300MB/秒、書き込み速度は299MB/秒)。

SDカード側の計測結果

 グラフィックス性能も見ておく。GPUは、CPUに内蔵されたインテル UHD グラフィックス 620だ。ゲーミングパソコンのように外付けのGPUではないため、過度の期待は禁物。Minecraftと同レベルのゲームであれば遊べそうだが、試しに「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク(以下、FFXIV)」を実行してみた。設定次第では「快適」という判定が出るため、それなりに遊べるといった認識が望ましい。

標準品質(ノートPC)、フルスクリーン、1280×720ドット

標準品質(ノートPC)、フルスクリーン、1920×1080ドット

 FFXIVを実行中、キーボード面はやや温度が上昇していたが、オフィスアプリケーションの操作をする分にはほとんど気にならないと思われる。当然ながら、動画のエンコードなどの場合もベンチマークと似た状態の高負荷状態になりがちであるため、ある程度の妥協は必要だ。

LIFEBOOK WU3/D2の主なスペック
CPU Corei5-8265U(1.6GHz)/Core i7-8565U(1.8GHz)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 620
メモリー 4GB/8GB(4GB×2)/16GB(8GB×2)
ストレージ 約128GB SSD/約256GB SSD/約512GB SSD/約1TB SSD
ディスプレー 13.3型(1920×1080ドット)、タッチ対応、ノングレア
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0
内蔵カメラ フロント:約207万画素ウェブカメラ、リア:約500万画素ウェブカメラインターフェース
インターフェース USB 3.1(Type-C)端子×2、USB 3.1端子×2、HDMI端子、有線LAN端子、マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子、SDカードスロット
サイズ およそ幅309×奥行214×高さ16.9mm
重量 約868g(25Whバッテリー)/約989g(約50Whバッテリー)
OS Windows 10 Home(64bit)/Windows 10 Pro(64bit)
富士通 FMV LIFEBOOK UH

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