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レギュラーフレーバーの全国展開に期待

加熱式たばこ第4の刺客「PULZE」は、喫味の強さとにおいの少なさが特徴

2020年01月02日 15時00分更新

文● 阿部 編集 ●ASCII

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 フィリップ・モリスが2014年に「IQOS」を発売してから、はや5年。最近では街中の喫煙所で加熱式たばこを使っている人を多く見かけるようになった。

 後発デバイスとして、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの「glo」や、日本たばこ産業(JT)の「Ploom TECH」も登場し、加熱式たばこの選択肢は増えている。さらに、各デバイスから新モデルも続々と発売され、市場競争は激化しているといえるだろう。

 そんな加熱式たばこ市場に、新たな刺客が参戦した。「PULZE(パルズ)」だ。

 販売元は、コンビニで買えるVAPE「myblu」でも知られるインペリアル・タバコ・ジャパン。2019年5月6日から、福岡県内の一部コンビニと公式オンラインショップなどで限定的に販売されていたが、10月28日から全国の主要コンビニなどで発売となった。

 デバイス本体の価格は3880円で、専用の「iD(アイディー)・スティック」は20本入りで460円。専用スティックを販売している加熱式たばことしては、国内で4番目のシリーズとなる。

 gloとPloom TECH+を持っているし、結局は紙巻たばことの併用になるから今回は必要ないかな~と考えていたが、近所のコンビニで見かけた後、気が付けば本体とiD・スティック2種を購入していたので、ここで紹介したいと思う。

コンビニで見かけて、家に帰ったらなぜか手もとにあったPULZEの箱

箱を開けると本体が真ん中に収められている

内容物はPULZE本体、マニュアル、保証書、電源アダプター、USB Type-Cケーブル、クリーナー

加熱式たばこは高温か低温かの違いが大きい

 加熱式たばこは、紙巻たばこのようにタバコ葉に直接火をつけるのではなく、熱を加えてニコチンを発生させるもので、加熱温度によって大きく2種類に分けられる。ひとつはIQOSやgloのような高温加熱式、もうひとつはPloom TECHやglo sensのような低温加熱式だ。高温加熱式は喫味とにおいが強い、低温加熱式は喫味もにおいも弱いという特徴がある。

PULZE本体。サイズは幅24×奥行き14×高さ127mmで、重さは約56.08g

本体底面に充電用のUSB Type-Cを装備

 

本体上部に、iD・スティックの差し込み口を搭載

左からglo、PULZE、Ploom TECH+。個人的には、PULZEが一番手になじみやすいと感じた

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