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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第311回

年末大掃除のついでにデジタル断捨離のススメ

2019年12月21日 10時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII

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 光陰矢のごとし。もう年末で、来年がオリンピックイヤーとは信じられないところだが、それでも2020年はやって来る。年末、家の大掃除をすると思うが、その時にぜひデジタル断捨離にもチャレンジして欲しい。普段忙しいと、デジタルデータの整理は後回しになってしまう。しかし、余計なものが貯まると少しずつ作業効率が悪くなったり、ストレージを圧迫したりしてくる。雑多な状況だと、脳もうまく働かない。デジタル断捨離で、すっきりと新年を迎えよう!

【デジタル断捨離テク その1】
ドキュメントスキャナーで紙資料を捨てよう

 スキャナーで書類をスキャンしてペーパーレス化、とよく言われている。紙を保存する場所が不要になるし、デジタル化することで検索が簡単になり、紙を探し回ることがなくなる。バックアップさえきちんとしておけば、なくなったり劣化することもない。

 とは言え、読者のみなさんはペーパーレス化のメリットをとっくにわかっているはず。面倒くさかったり、紙を捨てるのが怖かったりするために、実行に移せないという人も多いのではないだろうか。

「iX 1500」ならA4や大判の領収書からレシートまでまとめてスキャンできる

 面倒くさい、というのはドキュメントスキャナーで解決できる。プリンター複合機などに付いているフラットベッドスキャナーでは、1枚ずつ手作業でスキャンする必要があるが、ドキュメントスキャナーならまとめてセットして、一気にスキャンできるので手間がかからないのだ。

 筆者が日々利用しているのは、PFUの「ScanSnap iX 1500」という製品だ。50枚までの原稿をセットでき、毎分30枚、60面の高速スキャンという性能もスゴイのだが、ユーザーとして一番助かるのは読み取りエラーが少ないこと。A4の綺麗な用紙をスキャンするなら、どんなドキュメントスキャナーでも問題ないのだが、領収書や伝票、名刺など、サイズや薄さがまちまちな原稿をまとめてセットして読み取ろうとすると重なりエラーが頻発してしまいがち。本製品は「ブレーキローラー」で原稿を分離することで安定して給紙したり、「超音波方式マルチフィードセンサー」で重なり検知を行なうことでエラーを低減しているのだ。

 タッチパネルからスキャンしたファイルの保存先を選べるので、領収書はこのフォルダ、契約書はこのフォルダと使い分けられる。複数ユーザーも登録できるので、家族で共有することも可能だ。

冊子のマニュアルなどはメーカーのホームページからPDFでダウンロードできることも多い

 原本を捨てるのが怖い、と言うのであれば今年、チャレンジして欲しいことがある。ペーパーレス化したいと思う紙資料をすべてスキャンし、捨てるのが怖い書類だけまとめて段ボールに入れてみて欲しい。もし、本当に原本が必要になったら段ボールから取り出せばいいだけ。はたして1年後、何度段ボールを開けているだろうか。この体験さえすれば、思い切って紙の断捨離を実現できることだろう。

【デジタル断捨離テク その2】
ウェブサービスやSNSの不要アカウントを削除!

 アカウントの断捨離もやりたい。新サービスに飛びついてアカウントを作ったはいいが、そのうち使わなくなっているものがあるはず。有料サービスでなければ、金銭的な負担はないだろうが、リスクは残る。今や、ありとあらゆる企業から情報が漏洩している。新興サービスならなおさらその可能性は高い。無駄にアカウント情報や個人情報がばらまかれるのは避けておいた方がいいだろう。

何年も使っていないSNSがあるなら、さっさと退会しよう。画面はイメージ

 特に、SNSは注意したい。自分で書いたことさえ忘れた過去の投稿をほじくり返されて、晒されて共有され、炎上してしまうケースが多発している。実際、投稿内容は突っ込みどころがあるので、燃え上がり方も激しい。もちろん、炎上させて面白がっているだけの人もいるが、それを言っても収まらない。元から炎上しないように使っていないSNSアカウントは退会してしまおう。

 SNSアカウントを削除するのは気が引けるというなら、黒歴史投稿だけを断捨離してはどうだろう。炎上しそうな投稿を非表示にしたり、削除していけばいい。

 筆者はTwitterを仕事でしか使っていないはずなのだが、10年くらい遡ると、睡眠不足自慢みたいな痛い投稿をしていたが……記憶にない。とは言え、2008年に取得したアカウントなので削除するのもちょっともったいない。そこで、「黒歴史クリーナー」(https://kurorekishi.me/cleaner/getstarted)というウェブサービスを使い、すべての投稿を削除した。これで安心。来年からはきちんと運用していこうと思う。

「黒歴史クリーナー」でTwitterの投稿をリセット

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