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付属の充電器をUSB PD対応に置き換えて快適なスマートライフを!

2019年12月23日 10時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●ASCII

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USB PDはiPhoneやノートPCでも利用できる

 意外と知られていませんが、端子に独自のLightningを採用するiPhoneでも、iPhone 8以降のモデルはUSB PDによる高速充電に対応しています。前述のUSB PD 3.0充電器「OWL-ACPD1C18」と、オウルテックのUSB Type-C - Lightningケーブル「OWL-CBKLTC」などを組み合わせれば、iPhoneを30分で最大50%まで充電可能です。

 実際今回、「iPhone XS Max」で充電時間を実測してみましたが、0%から30分で50%、60分で79%、90分で93%、120分で98%まで充電することができました。「18W USB-C電源アダプタ」を標準で同梱しているのは「iPhone 11 Pro」、「iPhone 11 Pro Max」の2機種だけ。それ以外のiPhone 8以降の機種を所有している方は、快適に充電ができるようにUSB PD充電器、USB Type-C - Lightningケーブルの購入をオススメします。

「OWL-CBKLTC」直販価格2508円(50cm)、2618円(1m)、2728円(1.5m)

 iPhone用のUSB PD対応ケーブル。長さは50cm/1m/1.5m、カラーはブラック/ホワイト/ブラック×レッドの3色をラインナップ。ケーブル被膜の内側には各線材と平行するように防弾チョッキなどに使われているアラミド繊維を採用することにより引っ張り耐性を強化。13万回以上の折り曲げ耐性を実現しています。

iPhone 8以降のモデルはUSB PDによる高速充電に対応しています

 もうひとつ意外と知られていないのは、容量が足らないUSB PD充電器でも、大容量充電器を同梱しているノートPCに給電できること。ノートPC側の電力消費量が充電器の給電容量を上回っていると、バッテリー残量は減っていってしまいますが、それでも充電器をつながないよりはバッテリー駆動時間が長くなります。

 また、ノートPCをスリープやシャットダウンしておけば、時間はかかりますがフル充電できます。ノートPCを使わない休憩時間に充電すると割り切れば、大きくて、重たい標準充電器を持ち運ぶ必要などありません。

「13インチMacBook Pro」には「61W USB-C電源アダプタ」が標準で同梱されています。しかし容量が18Wと少ないUSB PD 3.0充電器「OWL-ACPD1C18」でも充電は可能です

オウルテックにはほかにも
こんな充電器がラインナップ

 オウルテックはこのほかにも、USB PDに加えてクアルコムの急速充電規格「Quick Charge 3.0」に対応した「OWL-ACTC2PD」、USB PD 3.0対応ポート1基とType-Aポートを3基搭載した「OWL-ACU3PD1」、USB PD 3.0対応ポート1基とType-Aポートを4基搭載した「OWL-ACPDU4S60W」など、さまざまな用途に合わせた充電器がラインナップされています。ご自身の利用シーンに合わせて最適なUSB PD充電器をぜひ選んでみてください。用途によって使い分けてもいいですね。

「OWL-ACTC2PD」直販価格3938円

 USB Type-Cポートを2基用意し、どちらの端子に挿しても、USB PD、Quick Charge 3.0のいずれかを自動的に判定してくれます。

「OWL-ACU3PD1」直販価格5038円

 USB PD 3.0に加えて、5V/2.4AのUSB Type-A端子を3基搭載。4台同時に高速充電できます。

「OWL-ACPDU4S60W」直販価格5480円

 USB PD 3.0に加えて、5V/2.4AのUSB Type-A端子を4基搭載。電圧と電力を小刻みに調整する「PPS(Programmable Power Supply)」に対応。また付属のスタンドによりコンパクトに安定して設置できます。

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