近未来のロンドンで、仲間とともに悪に立ち向かう
市民を味方に「ウォッチドッグス レギオン」がもたらす新たなゲーム体験とは
ユービーアイソフトが開発・販売を手がける「ウォッチドッグス レギオン」は、近未来のロンドンを舞台にしたシリーズ最新作。街中で出会う市民すべてを仲間に加えてレジスタンスを組織し、ロンドンを支配する悪に立ち向かうのが目的となっている。2020年3月6日から、PlayStation 4、Xbox One、PCのプラットフォームで販売開始。
今回、ウォッチドッグス レギオンのクリエイティブディレクターであるClint Hocking氏にインタビューを敢行した。本作の新要素や魅力などを聞くことができたので、その模様をお伝えしよう。
100人以上の市民が仲間にできる
メモリーの容量で人数が変化
――「ウォッチドッグス レギオン」の主人公が「ロンドン市民」と伺っていますが、このコンセプトは制作当初から考案されていたのでしょうか?
Clint Hocking氏(以下、Clint):当初は過去作と同様、1人の主人公が悪に立ち向かうという構想も考えていました。ですが、今回は多くの仲間と団結して悪を倒し、よりよい世界を創造する要素を重視したタイトルにしたいと思い、ウォッチドッグス レギオンというプロジェクトを始動させました。
――老若男女すべてのロンドン市民全員が主役ということですが、使用できるプレイアブルキャラクターの人数はどれぐらいなのでしょうか?
Clint:各プラットフォームごとのメモリーの容量によって異なりますが、最低でも100人以上登場します。様々なバックグラウンドを抱えたキャラクターたちがロンドンで生活していて、1つのチームにつき20人までのキャラクターを雇用できます。
――キャラクターに設定されたバックグラウンドはそれぞれ異なっているそうですが、どういった技術を使って制作されたのでしょうか?
Clint:本作の制作にあたって、キャラクターごとの設定が自動で生成される「センシス」という技術を採用しました。一般公開されているロンドン市民のデータ(ロンドン市民の性別や階級、国籍などを示した割合)に基づいて設定を生成し、本作に登場するロンドン市民全員に反映されています。また、実在するロンドン市民の傾向をベースにしているため、想定される行動なども細かく設定されています。
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