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カスタマイズでハイエンドな構成にした試用機でベンチマークをチェック

富士通のRTX 2060搭載PCは、マルチに活躍するコンパクトな1台

2019年10月04日 09時00分更新

文● 柴田 尚 編集●市川/ASCII

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富士通クライアントコンピューティングが販売するハイエンドなミニタワーモデル「ESPRIMO WD-G/D2」

 3Dゲームやクリエイティブ作業もこなせる「ESPRIMO WD-G/D2icon」は、富士通クライアントコンピューティングの直販サイト「富士通WEB MARTicon」で販売中のミニタワーモデルだ。

 標準構成では、CPUがCore i5-9500、GeForce RTX 2060、8GBメモリー、約3TB HDD+Optaneメモリー約16GBという構成となる。価格は20万6360円からだが、富士通WEB MARTiconでクーポンを利用すれば16万5088円から(10月3日現在)となる。

 なお、今回試用したのは、ハイエンドなパーツをカスタマイズしたモデルで、Core i7-9700、GeForce RTX 2060、32GBメモリー、約512GB SSD+約3TB HDDとなる。この構成でクーポンを利用すると、価格は25万128円(10月3日現在)となる。今回は、この状態でのパワーをベンチマークにてチェックしてみた。

ESPRIMO WD-G/D2の主なスペック
標準スペック 試用機スペック
CPU Core i5-9500 Core i7-9700
グラフィックス GeForce RTX 2060
メモリー 8GB(4GB×2) 32GB(8GB×4)
ストレージ 3TB HDD+Optaneメモリー16GB 512GB NVMe SSD+3TB HDD
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠)、Bluetooth v5.0
インターフェース PS/2コネクター×2、HDMI出力×1、DisplayPort×3、DVI-D端子×1、USB 3.1(Gen2 Type-C)×1、USB 3.1(Gen2 Type-A)×3、USB 3.0(Type-A)×3、USB 2.0(Type-A)×4、ライン出力×1、ライン入力×1、マイク出力×1、ヘッドフォン出力×1、有線LAN端子ほか
電源 460W(80PLUS GOLD)
サイズ/重量 およそ幅180×奥行304×高さ375mm/約8.0kg
OS Windows 10 Home(64bit)

ハイエンドの底力を発揮するCore i7-9700とGeForce RTX 2060

 PCの総合力を計測する「PCMark 10」は、総合スコアで6048という高めの数値を記録。各項目については、ソフトの起動やブラウザーの描画速度のスコアである「Essentials」においては8651、WordやExcelといったビジネス系アプリケーションの動作速度のスコアとなる「Productivity」は7912である。動画や画像の編集と3Dグラフィックスにおけるパワーのスコア「Digital Content Creation」は8773と、すべて高いスコアになっている。これくらいのスコアがあれば、写真・動画編集といったクリエイティブな作業もこなせそうだ。

「PCMark 10」のスコアは総合で6048

 CPUのみの性能を確認する「CINEBENCH R20」で総合とコア単体の能力をチェックする。コア単体では465pts、8コア/8スレッドをフル活用した総合では2934ptsという結果になった。ハイエンドなゲーミングマシンと比べると数値はそこそこではあるものの、それでも高いスコアではある。

「CINEBENCH R20」。コア単体はともかく、8コア/8スレッドをフル活用するCPU総合ではするすると描画されていった

 ストレージのアクセス速度は「CrystalDiskMark 6.0.2」で計測。今回はメインドライブとなるNVMe接続のSSDの数値をみてみる。結果は以下のとおりで、ここに収められたファイルへのアクセスやソフトの起動はかなり快適にできるはずだ。

「CrystalDiskMark 6.0.2」では、システムドライブを計測。NVMe接続SSDらしい速度をみせた

フルHDであればほとんどのゲームは快適にプレー可能

 続いて、オンライン3Dゲーム系ベンチマークにて、実際にゲームを遊んだときの快適さを調べてみる。正直、GeForce RTX 2060の段階で余裕であろうというのは想像がつくが、やはり数値でみてみたいもの。まずは、「ファイナルファンタジーXIV 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」をチェック。こちらも設定は画質が「最高品質」で、解像度は「1920×1080」、表示方法は「フルスクリーン」。スコアは15815で評価は「非常に快適」であった。FFXIVくらいの負荷のタイトルであれば、何も気にすることなく快適にプレーできる。

「ファイナルファンタジーXIV 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」においても、15815という非常に高いスコア

 オンラインゲームではないが、もうちょっと重い「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK」チェック。設定は画質は「高品質」、解像度は「1920×1080」、表示方法はフルスクリーン」だ。スコアが7680で評価は「快適」と出た。フルHDであれば、FFXVくらいの負荷のタイトルであっても問題なく遊べるだろう。

シングルプレーゲームの「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK」では、スコアが7680と普通にプレイするなら問題のない結果が

 最後に「3DMark」で、3Dグラフィックス機能がどこまでの能力を持っているのかもっとわかりやすくみていく。DirectX 12対応の「Time Spy」で、スコアは7310であった。さすがはGeForce RTX 2060といったスコアである。

「3DMark」の「Time Spy」においても、7313と高スコア

 次回は、富士通WEB MARTiconで購入する際のオススメなオプションを紹介していく。

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