今回レビューするのはサムスン電子の「Galaxy A30」。約6.4型の有機ELディスプレーを搭載する、ミドルレンジのスマートフォンです。このモデルはau(KDDI)が6月に発売したほかに、au回線を用いるMVNOのUQ mobileとJ:COM MOBILEも取り扱っています。
au版にはSIMロックがかかっていますが、MVNOが販売する端末はSIMロックフリーなので、他社のSIMに差し替えて使うことも可能です。海外渡航時に現地で調達したプリペイドSIMで使うこともできます。au向けモデルの端末価格が4万3200円(税込)なのに対し、UQ mobile向けモデルは3万1680円(税込)と割安。というわけで、今回はUQ mobileから借りたSIMフリーモデルを1週間ほど使ってみました。
デザインはハイエンドモデルと比べて遜色なし
約6.4型の有機ELディスプレーの解像度は2340×1080ドット。発色は良く、文字の視認性も良好。画面の見やすさは、ハイエンドモデルと比べて遜色がない印象です。スクリーンの上部にはしずく型のノッチ(切り欠き)を設け、そこにインカメラを搭載しています。スクリーンをめいっぱい使える、昨今流行りのデザインと言っていいでしょう。
本体の右サイドに電源ボタンと音量ボタンを搭載。左サイドにSIMスロット、下部にUSBポートと、ボタンレイアウトはベーシック。上部にはイヤホンジャックを搭載しています。最近は、USBポートがイヤホンジャックを兼ねる機種が増えていますが、充電しながら有線のイヤホンで音楽を聴けることにメリットを感じる人もいるでしょう。
カラバリはブルー、レッド、ブラック、ホワイトの4色。筆者はブラックを借りましたが、やや青みがかったブラックで、光が当たると斜めに線が入るように反射します。パッと見ではブルーやレッドが目を引きますが、ブラックやホワイトも実際に手に取ってチェックすべきでしょう。
この連載の記事
-
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ -
第471回
スマホ
4万円以下折りたたみスマホ「Libero Flip」は折りたたみ入門機に最適だが対応バンドの問題も -
第470回
スマホ
背面ライトは健在! 手軽価格の「Nothing Phone (2a)」クイックレビュー -
第469回
スマホ
日本初上陸のnubiaの縦折りスマホ「nubia Flip 5G」レビュー! 安くて手軽に使える折りたたみ -
第468回
スマホ
ハイエンドAndroidタブ「OPPO Pad 2」はフル装備で使うと利便性が格段に向上する -
第467回
スマホ
「Galaxy S23 FE」は高性能を8万円台で実現したお財布にも優しいスマホ -
第466回
スマホ
Galaxy S24 UltraはGalaxy S23 Ultraからどう変わった?カメラや生成AI機能を比較した - この連載の一覧へ