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SPORTS CHANGE MAKERS

パナソニックが東京オリンピック・パラリンピックに合わせて学生向けコンペ開催

2019年10月01日 12時00分更新

文● 貝塚/ASCII.jp

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パナソニックが2020年に合わせてコンペ開催

 パナソニックが、第32回オリンピック競技大会(東京2020オリンピック・パラリンピック)の開催期間に合わせて、スポーツの価値や魅力を拡張するアイデアを募集するコンペティション「SPORTS CHANGE MAKERS」を開催する。

 SPORTS CHANGE MAKERSは、国際オリンピック委員会(IOC)および国際パラリンピック委員会(IPC)の協力のもとに開催するもの。将来のオリンピック・パラリンピック開催予定の4ヵ国(日本、中国、仏国、米国)の学生を対象に、パナソニックのオリンピックとパラリンピックのスポンサーカテゴリーである映像、音響機器を使った、競い合う楽しみ方や観戦の方法などのアイデアを募集する。

 同社は1987年からオリンピック、2014年からパラリンピックのワールドワイドパートナーとなっており、オリンピック・パラリンピックへの関わりも深い。2016年には、パナソニック AVCネットワークス社(現コネクティッドソリューションズ社)の榎戸 康二社長(当時)がすでにオリンピック関連の商談をはじめていることを表明していた。オーディオビジュアルの分野でオリンピック・パラリンピックを支えるパナソニックならではの試み。

テーマは「GOING BEYOND BARRIERS」

 今回のコンペティションのテーマは「GOING BEYOND BARRIERS」。性別、年齢、国境や時間、障がいの有無など、あらゆる固定観念やバリアを超えて、オリンピックとパラリンピックのスポーツのさらなる価値や魅力を生み出すアイデアを求めているという。

 審査基準は「課題/問題意識に対しての新規性・革新性」や「社会課題との結びつき」「アイデアの創造性」など。最終審査まで勝ち抜いたチームは、東京2020パラリンピック開会式および同大会1競技の観戦に招待してもらえる。

最終審査は2020年夏予定

 さらに、2020年の次に夏季大会が開催されるオリンピック・パラリンピック関係団体(IOC・IPC・パリ2024組織委員会)に対し、将来大会への採用に向けたプレゼンテーションを実施する権利が与えられる。世界中を巻き込んだ大祭典の関係者に直接アイデアをプレゼンテーションできるというのは、大きな魅力ではないだろうか? 

 2020年夏には、同コンペティションのデモ制作や最終プレゼンテーションをパナソニックセンター東京で開催予定。「我こそは」というアイデアを持つ学生は、ぜひ奮って応募してほしい。2020年夏の思い出を勝ち取ろう!

SPORTS CHANGE MAKERS募集要項

応募課題:パナソニックのオリンピック・パラリンピックカテゴリー商材の映像・音響技術を使って、既存のオリンピックとパラリンピックのスポーツを拡張させるアイデアを募集
応募資格:個人、グループ不問(グループの場合は最大3名まで)。応募時点、また、2020年8月24日時点で日本国内の大学・大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校に在籍する方(国籍・年齢は不問)。1次審査を経て、2次審査、最終プレゼンテーションに参加できる方。公式サイト記載の注意事項に同意できる方
応募形式:A4またはA3のPDFファイル形式で、表紙を含まない10枚以内
募集開始:2019年9月26日
募集締切:2019 年11月15日 23時59分(日本時間)

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