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ロジクール「MXシリーズ」から 電磁石ホイール採用のMX MASTER 3登場

2019年09月18日 23時00分更新

文● 高橋佑司

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Logicool Flowで簡単にPCを切り替えながら作業できるMX KEYS

 同時に発売するMX KEYSは、上記のMX MASTER 3を同時に使うことを想定して開発されたワイヤレスキーボード。

 キー部分にバックライトを搭載しており、暗いところでも使いやすいようになっている。このバックライトについては、センサーによってキーボードに手を近づけると点灯、手を離すと消灯し、また明るいところでは光を弱く、暗いところでは光を強くするようになっている。

 これにより、必要な時には効果的にバックライトを使用しつつ、バッテリーを長持ちさせるように設計されている。バッテリーについては、4時間のフル充電で週5日間、1日8時間の使用を想定した場合、バックライトをオンにした状態で10日間、オフにした状態で5ヵ月間バッテリーが持つとのこと。

厚さは20mmほどで薄型

 厚さ20mmほどの薄型キーボードではあるが、メタルプレートを採用しているため強度は高い。キー構造はパンタグラフで、キーピッチは19mm、キーストロークは1.8mm。キーの中央部が丸くくぼんだ形状で、指先にフィットする形になっている。キー配置は113キーの日本語レイアウト。

製品概要 MX KEYS
製品名 ロジクール MX KEYS アドバンスド ワイヤレス イルミネイテッド キーボード
型番 KX800
本体サイズ 幅430.2×奥行き20.5×高さ131.63mm
重量(電池含む) 810g
レシーバーサイズ 幅14.4×奥行き18.4×高さ6.6mm
レシーバー重量 2g
キーレイアウト 113キー日本語レイアウト
キー構造 パンタグラフ
キーピッチ 19.0mm
キーストローク 1.8mm
押下圧 60±20g
操作距離 約10m
無線方式 アドバンス 2.4Ghz テクノロジー(Unifying対応)、Bluetooth
対応OS USB:Windows 7以降 、macOS 10.11以降、Linux、Android 6以降
Bluetooth:Windows 8以降 macOS 10.12以降 Linux

 なお、MX MASTER 3とMX KEYSは、ロジクールデバイスを最大3台までのPCに同時に接続できる「Logicool Flow」にも対応している。これにより、マウスではカーソルを画面端に持っていくだけでシームレスに別のPCのデスクトップに移動したり、別PC間でファイルのドラッグ&ドロップなどが可能。

 MX KEYSでは、右上にあるPCの切り替えボタンで瞬時に操作するPCを切り替えられる。Logicool Flowは、Windowsとmac OSなど、異なるOS間でも利用できる。

 ちなみに、MX KEYSは、9月30日にリリース予定のiPadOS 13にも対応しているとのこと。MX MASTER 3は現在正式には表明していないが、テストではこちらもiPadOS 13で動くことを確認しているという。

YouTuber長内孝平氏が登壇 「直感的な操作においては究極」

Yousefulの代表取締役 長内孝平氏

 説明会の最後には、Yousefulの代表取締役で、Excel仕事術などを紹介するYouTuberとしても活躍している長内孝平氏が登壇し、室井氏とのトークセッションも実施。

 長内氏は、ExcelやAdobeの動画編集ソフトにおいて、MX MASTER 3のホイールで表や動画を快適にスクロールできる点や、MX KEYSのバックライトが暗所での撮影時に視認しやすい点、Logicool Flowで複数のPCをまとめて操作できる点などがYouTuber活動でも役立っていることを紹介。

 MXシリーズの今後において改善してほしい点などを聞かれた際には、「直感的な操作においてはこれ以上の改善の余地があるのかわからない、これが究極なんじゃないかと思っている」ともコメントした。

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