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Eco-Drive Riiiverの使い方 第2回

アナログ式時計は衝撃や磁力などで針の位置が動くこともあります

シチズン製スマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver」困ったときの対処法

2019年08月22日 09時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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IoTプラットフォームサービス「Riiiver(リィイバー)」に対応した、スマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver(エコ・ドライブ リィイバー)」

 シチズン時計のIoTプラットフォームサービス「Riiiver(リィイバー)」に対応したスマートウォッチ「Eco-Drive Riiiver(エコ・ドライブ リィイバー)」。前回は初期設定の方法を解説しましたが、今回は使っていて困ったときの対処方法を解説します。

アナログ針の位置がずれた場合

 ひとつめは基準位置がずれたとき。アナログ式の時計は、衝撃や磁力などの影響で針が動いてしまい、正確な時刻を指さなくなる場合があります。Eco-Drive Riiiver(以下、腕時計)はスマートフォンと連携して自動で時刻を設定する仕組みですが、そもそも針の基準位置がずれているとそうはいきません。

公式アプリ「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」のメニューボタンから、ヘルプをタップ

 基準位置を調整する方法は、ふたつ用意されています。ひとつは公式アプリの「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」から行う方法と、腕時計単体で行う方法です。前者の方が、手順を確認しながら作業が進められるので、簡単。

 まずは、公式アプリ「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」のメニューボタンから「ヘルプ」→「困ったときは」→「時刻または日が合わない」へとアクセスします。

 手順に沿って確認をした後も表示がおかしい場合は、画面を一番下までスクロールさせると出てくる「時計の基準位置を修正する」をタップします。

※公式アプリ「CITIZEN Eco-Drive Riiiver」のAndroid版(Ver.1.0.0、8月下旬公開予定)には、この機能は搭載されていません。機能が追加されるまでは、説明書内の「基準位置を確認・修正する」を参照してください。

困ったとき→時刻または日が合わないへアクセス

画面最下部にある、「時計の基準位置を修正する」を押す

腕時計の針の位置を見ながらアプリで調整していく

 あとは画面の表示に合わせて、針や日付表示の調整を行います。もし針がずれていれば、画面の矢印をタップして調整していくだけなのでわかりやすく簡単です。

説明書に腕時計単体だけで、調整する方法が記載されている

・Eco-Drive Riiiver(腕時計)のみで針位置ずれを調整する方法

 アプリを使わずに腕時計だけで調整する方法は、説明書に記載されています。説明書を読みながら進めていけば問題ありませんが、少し複雑な手順です。アプリと連携できないなど特別な場合以外は、上記のアプリからのほうがオススメです。

Eco-Drive Riiiver(腕時計)とスマートフォンが接続できない場合の対処法

 まず腕時計にある、ふたつのボタンを同時に押します。秒針が12時の位置の「ACTIVATE」を指せば、スマートフォンと接続できるようになっています。もし、秒針が9時の位置の「RECONNECT」を指す場合、ペアリングは失敗しているので、再度ペアリングからやり直しましょう。

 その場合、スマートフォンのBluetooth設定内に「Eco-Drive Riiiver」が登録されている場合は、一度削除します。

2時位置と4時位置にあるボタンを同時に押す

秒針が12時の位置の「ACTIVATE」を指せば、スマートフォンとの接続を待機している状態です

 また腕時計がフライトモードになっている場合は、スマートフォンとの連携ができません。腕時計がフライトモードかどうか確認するには、りゅうずを1段階引きだします。

りゅうずを1段階、引っ張って出す

 このときに秒針が12時を指せばフライトモードはオフで通常のモード、6時位置を指した場合はフライトモードがオンになっています。もしフライトモードがオンになっていたら、りゅうずを左に回せば切り替え可能。秒針が12時にを指したら、りゅうずをもとに戻しましょう。これでスマートフォンとの連携が、可能になるはずです。

こちらはフライトモードオンのとき

フライトモードがオフの場合は、12時位置を秒針が指します

Eco-Drive Riiiver(腕時計)が、動かなくなった場合の対処法

 腕時計は光発電を採用しており、ケーブルを使った充電は不要です。ただし長時間光の当たらない場所に置いていると、バッテリー不足で止まってしまいます。

 バッテリー残量は、サブダイヤルの機能針で表示されています。サブダイヤルの右半分はバッテリーの残量を、表しています。機能針が真下にあれば100%充電されています。これが真上を指している場合は、0%となり腕時計を使用できません。

 なお、機能針がスロットを指している場合は、右下4時位置のボタン(説明書ではAボタン)を押して、充電量を表示させましょう。

サブダイヤルの右半分が、バッテリーの充電残量を表しています

 もし0%になっていたら、光にあてて充電しましょう。ちなみに蛍光灯や屋内照明でも発電可能ですが、もっとも高効率で発電できるのは晴天時の日光。はやく充電したい場合は屋外で日の光に当てましょう。


※この記事に使用した機器
・スマートウォッチ:Eco-Drive Riiiver
・スマートフォン:iPhone XS(iOSのバージョン:12.3.1)
・iOS版 CITIZEN Eco-Drive Riiiver アプリのバージョン:i1.1.028(W510.H465.B146)


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