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NASA、有人宇宙船「オリオン」の打ち上げ脱出システムを試験

2019年07月03日 13時22分更新

文● Charlotte Jee

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米航空宇宙局(NASA)は7月2日、新しい有人宇宙船である「オリオン(Orion)」のカプセル(司令船)が、緊急時でも乗組員の安全を保てるかどうかを確認するための打ち上げ脱出試験を実施した(日本版注:試験は同日、成功裏に完了した)。

オリオンの打ち上げ脱出試験は、7月2日午前7時(米国東部標準時)から4時間の打ち上げウィンドウの間に、フロリダのケープ・カナベラルの基地から実施する。打ち上げ脱出システムは、ロケットが故障した場合に、カプセルを安全に切り離すよう設計されている。

試験はあっという間に終了する。カプセルが地上約9500メートルの高さになるとオリオンの脱出用モーターが起動し、カプセルはロケット発射のわずか3分後には地球に戻り、大西洋に着水することになっている。なお、今回の試験ではカプセル内は無人の状態だ。

今回の安全性試験は、2024年までに宇宙飛行士を再び月に送り込む、NASAの「アルテミス」プログラムの一環だ。4人乗り宇宙船のオリオンについては、無人の宇宙船で月の周囲を回る「アルテミス 1」のミッションを2020年に計画している。今回の試験は、同ミッションの前に完了させねばならない重要な一里塚となるものだ。

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