米HPは6月19日(現地時間)、「2018サステナブルインパクトレポート」を公開した。
本レポートは、HPの取り組みの進捗と、地球、人々、地域社会の3つの分野への投資から得られるビジネス上のメリットについて記載したもの。内容は、再生プラスチックの割合を2025年までに30%まで増やすとする目標と、同分野における長年のリーダーシップを継続していくことなど。
また、海洋プラスチック素材を使用した製品の製造や、海洋プラスチックサプライチェーンのグローバルなネットワーク構築など、低炭素・循環型経済の推進に向けた取り組みなども発表した。
ハイライトは以下のとおり。
・9億ドル以上(2017年比で35%増)の新たな収益を創出
・PCと、プリンターのハードウェアおよびサプライ品に使用する再生プラスチックの割合を2025年までに30%まで増加させる目標を発表
・2035年までにグローバルオペレーションにおいて100%再生可能エネルギー利用を目標に設定、米国では100%再生可能エネルギー使用を達成
・米国では2018年に新規採用者の59%が女性やマイノリティーに
・2025年までに1億人の人々により良い学習成果を実現するという目標に向け、2015年から2100万人の学生と成人学習者に質の高い教育プログラムやパートナーシップを提供